最後まで完了することで、やるべきことがクリアになる(お客さま事例)

2018/9/15

やらなければいけないことがたくさんあって、どれも中途半端になっていないでしょうか?そして、大事なことが後回しになっていませんか?今回はそのような事例のご紹介です。

忙しいのに、成果が出ていないように感じている方や、生産性があがっていないように感じられている方にもおすすめしたいポイントを書いています。

やりかけのタスク、始められていないタスクを放置することで、いつまでも気になって頭や気持ちがいっぱいいっぱいになったり、そのせいで、大事な事が先延ばしになっている方は参考にしてください。

やることが多すぎて1日中忙しい

こちらのお客さまは、やると言われたことはきちんとこなしていくタイプの方。

生活全般の管理もかなりしっかりとされていて、早朝から仕事を開始し、運動もきちんとされ、目の前の仕事もどんどん片付けているのに、なぜか成果があがらないように感じられていて、タスク管理パートナーのサービスをお申込みいただきました。

まずは、お客さまの目標の確認、そして通話の中で現在取り組まれているお仕事のことや1日のやるべきことを整理していきます。それらのやることリストも完璧にこなしていきます。素晴らしい進捗です。

ただ、1週間もすると、いくつか気が付くことがありました。

仕事は最後まで完了できていますか?

仕事はすぐにその場で終わることは少ないのではないでしょうか?繰り返し行う必要があったり、数日~数年にかけて取り組むお仕事の方がほとんどでしょう。

こちらのお客さまはその過程で、仕事が行方不明になることが多かったのです。
例えば、セミナーでご利用される資料をさらに見やすく、最新の事例も交えた資料を作りたいということを検討していたけど、うやむやになって放置していらっしゃいました。

良いアイデアや発想が行動に移せておらず、もったいないだけでなく、考えが頭を埋めてしまい、いつも忙しいと感じていらっしゃいました。

こういった、途中の仕事、放置していた仕事、そしてたくさんのアイデアが、行動に移せないことでチャンスを逃していたり、大事な仕事を圧迫していたことで、成果が上がらないと感じられたのではないかと仮説を立て、一つ一つのお仕事を完了されるのを確認することを繰り返し行いました。

仕事が途中で行方不明にならないように、お客さまから「完了した」とタスクを消していただくまできちんと見届けます。優先順位が高い、急ぎの仕事が出てきた時などは特に気を付けてクローズまで確認します。

こうして、お仕事がどんどん片付いていくことで、成果があがるお仕事に集中して取り組むことができるようになったり、以前に検討されていたアイデアや、やりたいと思っていたけど後回しになっていた事案も再浮上してきたりしました。

途中で迷子になっていた仕事やアイデアが片付いたり、取りかかることができるようになり、より重要なお仕事やアイデアの実現に集中できるようになられて、何よりでした。

仕事を最後まで完了させるために大事な事

行動は一気にはできませんが、一つずつ行動していくことで確実に進みます。
仕事を最後まで完了させる工夫をご紹介します。

誰がやるかをきちんと決める

タスク管理パートナーで大切にしていることは、計画を立てたら「いつ」やるか「誰が」やるかをはっきりさせることです。

これが決まると、物事が動きやすくなります。その仕事ができる人が複数いる場合、誰がやるかというのもしっかりと決めます。

こちらのお客さまは複数のスタッフさんがいらっしゃるのですが、「誰に」ということをはっきりと決めていなかったため、バレーボールのお見合いのような、誰がボールを取るのかな?という状況になり、お互いの顔を見ている間にボールがコートに落ちるように、仕事が手元から落ちてしまっていました。

ですので、タスクが決まった段階で、誰がやるのかをきっちりと決めるということも同時に行いました。一つ一つの物事をクリアにしていくことで、タスクもより分かりやすいものになり、行動もしやすくなります。

「いつか」を「いつ」と期限を設定する

「いつか」やろうと思っていた大事な仕事。残念ながら「いつか」はやってきません。「いつか」ではなく、今、その仕事をどうするかをタスク管理パートナーのサービスでは決めます。

なかなか動かない、期限が決まっていない仕事は以下のようにタスクを作ります

  • 「いつまでに完了させる」と期限を決める
  • 「この日くらいには取りかかりたい」と始める日を決める
  • 「次の週次レビューで」ととりあえずゆっくり考える時間を持つ

今すぐに取りかかることでなければ、終わりの期限を決めたり、始まりの期限を決めたり、あるいはゆっくりと考えて、やらないという判断になることもあります。

大事なことは「いつか」を放置しないことです。曖昧にしてしまうと、いつのまにか行方不明になったり、こぼれ落ちてしまいます。一つ一つをクリアにすることで、完了もしやすくなります。

タスク管理パートナーのサービスでは、緊急ではないけど重要な第二領域を重要視してお客さまに取り組んでいただくようにサポートしています。

第二領域についてはこちらの記事を参考にしてください

重要な仕事に集中するために

上記のことを行うことでお客さまの仕事は進み、お仕事がどんどん良い方向へ進んでいきました。

  • なかなか進まなかった仕事が進んだ
  • 契約が取れた
  • 売上が上がった

など嬉しい報告を聞くことができることは私にとっても嬉しいことです。

目の前のやることの多さ以上に中途半端に放置している仕事の整理ができていなかったこと、普段重要な仕事に取り掛かれていないことがお客さまご自身も改めて気が付かれたようです。

お仕事を整理して全体を俯瞰し、実行し、完了するところまで取り組むことでお仕事がうまく回るようになりました。あとはお客さまの行動力でどんどんお仕事が進み、成果があがったことも満足していただけました。

後日談として、3か月ほどサポートさせていただいた後に、「もうできるようになったので、今までありがとうございました。」とサービスをやめられました。効果を実感していただき良かったと思っていたのですが、さらに2,3か月後にもう一度サービスの申し込みをいただきました。「一人では難しかったです」とのことです。

習慣化はなかなか難しいことですね。このようにサービスをやめられて、また再開されるお客さまも複数いらっしゃいますので、お気軽に1か月からお申し込みをお待ちしています。

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ふくおか なみこ

ふくおか なみこ

タスク管理パートナー代表パートナー。 さまざまな業種、立場のお客さまの行動管理、習慣定着のお手伝いをしています。 司書として複数の図書館の管理、改善に取り組んだ経験を元に、大阪梅田に私設図書館(コワーキングスペース)をオープンし、数多くのビジネスマンの知識習得や起業サポートをしてきました。 大学や図書館関係での講演も多数。 趣味で出版、小物販売、着付け教室などの小規模ビジネス起業経験も。 仕事、勉強のはかどる仕組み作りとモチベーションアップを応援しています。

もう自分の力だけで管理するのをあきらめませんか?

やることが一杯で手がつかない。毎日の連絡、つねに頭の中がクリアに。良い管理方法のはずなのに続かない…。タスクの共有、つづけたい習慣が継続。

タスク管理パートナーは、あなたとタスクリストを共有し、定期的なメッセージ、音声通話、週次レビューで進捗チェックやアドバイスを行い、あなたの仕事や勉強が思い通りにどんどん進む生活の実現をサポートするサービスです。

定期継続サービス

フルサポートプラン
定期的な通話とメッセージの行動喚起であなたの進捗をフルサポートします。
ベーシックサポートプラン
毎日のメッセージと毎週の通話で、ブレずに中長期目標に向かえる生活の実現をサポートします。
メッセージサポートプラン
毎日のメッセージを通して、ほどよい緊張感と集中力に満ちた生活作りを応援します。
組織向けオーダープラン
事業にあわせたタスク管理を通じて経営者と従業員/スタッフのみなさんの橋渡しを行います。

期間限定/単発サービス

21日間習慣定着サービス
1つの分野にフォーカスして21日後からずっと続けられる習慣作りを目指します。
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どなたでもご利用いただける単発通話カウンセリングです。

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