モチベーションややる気に頼らないようにとも言いますし、タスク管理パートナーでもやる気ではなく、仕組みや環境を整えることをおすすめしていますが、それでもある程度はやる気にも左右されてしまいます。

そんなモチベーションが全くない時の対処方法についてご紹介します。

よくある、やればやる気が出るっていうのも、できない時はできないんですよね・・・

こちらのブログでは、対処方法として「休む」ことをおすすめしていますが、今回はまた違った方法のご紹介です。

では、早速ご紹介します!

最初の一歩に満たない小さな行動を起こす

いや・・・行動できないんですよ

まだまだ行動が大きいのですよ

え?どういうことですか?

最初の一歩も行動できない、なかなか取りかかれないという方の、最初の一歩のハードルは意外に高いのです。

そのハードルを極限まで低くすることを最初におすすめします。

例えば、勉強のテキストを毎日5ページするというタスクがあったとします。

  • 5ページできる日 ← やる気のある日
  • 3ページできる日 ← なかなかやる気のある日
  • 何も出来ない日

だいたいこれぐらいに分かれますが、これをさらに細分化します。

  • 5ページできる日 ← やる気のある日
  • 3ページできる日 ← なかなかやる気のある日
  • 1ページできる日 ← まあまあ
  • テキスト読むだけ ← そこそこ
  • ページを開くだけ ← やる気がほとんどない
  • テキスト持つだけ ← やる気が全くない

ここまで細かくすると、おそらくほとんどの方がテキストを持つことはできるでしょう。行動を起こせない時は、タスクの細分化をできる限り行ってみます。

とにかく、続けることを再優先する

でも、テキスト持ったって勉強は進まないですよ・・・

その通りです。これには別の目的が含まれています。

そうです。テキストを持っても開いただけでも、勉強は進みません。

ただ、ずっと、その対象に触れていることで、しばらく経つとこんな気持ちが芽生えてきます。

  • 勉強した方がいいかな
  • やる気は変わらずないけど、とりあえず読んでみようかな
  • ・・・(しばらくは何も起きないです)

やめたい事や物から離れると、やめやすいということを聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。誘惑から離れることでやめやすいというのは、こちらのブログにも書いています。

これはその反対で、やりたいこと/やらなければいけないことを常に身近に置き、毎日見る、触れるということを毎日行います。これが想像以上に効果的なのです。

お菓子を見えないところに置くと食べ過ぎを防げる、ことの逆ですね。

毎日接することで、そのうちやる気になります

そうこうしているうちに、また勉強は再開できます。

そうなると、またいつものペースで勉強を再開できます。再開できるまでの期間はその時々なので、どれくらいとは言えませんが、個人的にこの方法を試してみて気が付いたことは、徐々にできることが増えていき、続けることが楽になっていきます。

もちろん、興味がなくなったり、やらなくて良くなった場合はいつでもやめることもできます。
何となく、ではなく意思を持ってやめることはおすすめです。

タスクにすることで続けやすくなる

英語のテキストを何年も取り組んでいます。そのざっくりとしたやる気の流れをご紹介します。

  • テキスト入手、やる気にあふれて勉強 1日1ページ
  • やる気がなくなっていき、1日1問
  • さらにやる気がなくなり、1問もできなくなり、とりあえず開く
  • 開くのも面倒になり、とりあえず触るだけ触って、タスクにチェック
  • そろそろ問題解こうかなという気になる
  • 開いて、1問やってみると1ページできるように
  • 1日1ページ復活
  • またやる気が出て、1日2ページにチャレンジ
  • 1日2ページを順調にこなしていく
  • また、やる気が減って、1日1ページに ←今ここ

どうでしょうか?以前やる気がなくなった時には、全くできなくなりましたが、またやる気がなくなっても1日1ページはできています。

やる気はある日ふとなくなり、また出てきます。特別な刺激がなくてもなくなったり、出てきたりするので、継続したいことはタスクにしておきます。

やる気が減ってもここまでできるようになった理由というのはいくつか考えられますが

  • 単純にテキストに対する理解が進んで取り組みやすくなった
  • やる気はまた出てくるから淡々と続けていれば良いと分かった

こういうことかなと思っています。

やる気というのは一定ではないということが実感できると、やる気のない時は、出るまで待てばいいと、やる気のないペースで続けることができるようになります。

「やる気のないペース」でも続けることで次の行動につながるのですね。

毎日の小さな一歩を大切に

なるほど、これならぼくにもできそうな気がしてきました!

期限が迫っていることには向きませんが、長期的に取り組みたいことにはぜひおすすめしたい方法です。

コツは、とにかく毎日触れることですね!

サトウさん、やる気がみなぎっていますね。仰る通りに本当にシンプルなことですが、その通りです。
パートナーが毎日チェックをしますので、継続できるようがんばりましょう!

皆さんも続けたいことの一番小さなタスクを作成して、どんなに疲れた日でも、忙しかった日でも実行できますように、応援しています!

とはいっても、やる気がないのに続けるのは最初はとても大変です。
タスクを小さくするコツや、続けやすい環境構築をベーシックサポートプランを利用して、身に着けてください。

Youtubeの動画もご覧ください