アロンソンの不貞の法則を活用し、親しくない人と協力することで物事が進みやすくなる方法

2021/1/26

アロンソンの不貞の法則を活用して物事を進める方法をご提案します。

何だか小難しい法則の名前ですね。

名前には馴染みがなくても、「あるある」という内容ですよ。

アロンソンの不貞の法則とは、親しくない人から褒められる方が人の心に響きやすいという法則

「不貞の法則」とは、アメリカの社会心理学者、エリオット・アロンソンが1965年に発表した「Gain-loss theory of attraction(引力のゲインロス理論)」から導き出された法則で、親しい人に褒められるよりも、新しく出会ったり、親しくない人から褒められる方が人の心に響きやすいという法則のことを言います。

たとえば、家族や古くからの友人といった、親しい人に「あなたは優しいね」と褒められるよりも、仕事のみの付き合いの人に「○○さんの優しいお心遣いに助けられました」などと褒められたり、感謝される方が嬉しく、仕事ややりたいことのやる気や質まで良くなることはないでしょうか?

この方法を使って初対面の人に良い印象を与えるという方法もあります。

確かに、あるあるな感情ですね。

本来なら、誰に褒められても嬉しいのですが、やはり親しくない人からの言葉はより嬉しく感じられることがあります。

今回はこの法則を使って、仕事ややりたいことをより進めやすくする状況作りをご紹介します。

親しくない人と協力し、褒め合える状況を作る

タスク管理パートナーでは、タスク管理を家族や友人に頼むという方法は今までご紹介しています。

今回は逆にまだ親しくない人に協力を依頼する方法をご提案します。もちろんその時には相手にも役立つことであることが前提です。例えばこんな場面です。

  • 同じプロジェクトに参加することになった、そんなに話したことのない同僚や上司、部下に仕事が進みやすくなる方法を提案し、一緒に行動してみる。
  • 趣味の集まりであってもいつもはあまり話さない人に趣味の活動が進むような提案をしてみる。
  • SNSであれば、新しくアカウントを作ってしまう、新たなプラットフォームやグループに参加してみて、やってみたいことにチャレンジする。

共通して頑張れるような目標を一緒に持っている人に、頑張れるきっかけ作りを行うようなイメージです。

その際には相手に褒めてもらえるようしっかり頑張ると同時に、相手のこともしっかりとみて褒めましょう。

褒めるというのは、相手を観察した上で、伝えるという必要がありますが、物事を進めるためにもおすすめします。最初は戸惑っても、褒めれば褒めるほど、慣れてきます。

エリオット・アロンソンの「不貞の法則」に照らし合わせると、この方法で協力しあった場合、相手への好感度が上がるので、お互いに距離を近づけたくなるのは自然な感情です。

もちろん、大切で親しい人間関係が構築できるのは喜ばしいことですが、仕事を進めることを目的とした関係の場合、親しさが上がることで、褒めた時の効果が下がる可能性があるのは否めません。

今回の「不貞の法則」を活用した協力関係を高い効果のまま維持する事を希望する場合、親しくなりすぎない関係を保つか、常にいろんな人と新しく知り合いになるかなどの工夫は必要かもしれません。

どんなに素晴らしい方法でも、効果がなくなる時はあります。その時は方法を維持しつつ、いろんな工夫を行ってみましょう。

おすすめはタスク管理パートナー

タスク管理パートナーは、あなたにとって見知らぬ他人です。タスク管理のプロに褒められる状況を作りたいという気持ちがモチベーションにつながると嬉しく思います。

サトウ
身近な関係の人はもちろん大事だけど、仕事や勉強の進捗はパートナーさんに見てもらった方がやっぱり進みますねー。
身近な人とだと、どうしても甘えがちになっちゃうというか……。
パートナー
そうですね。ある程度の距離を保つのも大事ですが、タスク管理のプロとしてより良い状況を作り出すことも頑張りますね。サトウさんのタスクが進むと私も嬉しいです!

アプリで協力すると適切な距離を保ちやすい

習慣化や継続に関するアプリはたくさんあります。アプリを活用する時も誰かの目があると続けやすいと感じています。

今回はみんちゃれというアプリをご紹介します。私自身、3年ほど利用しました。

みんちゃれは、5人一組で習慣化を目指すアプリです。まったく知らない人5人と組むのでちゃんとやらなきゃという気持ちになりやすいです。

利用してみて感じたポイントです。

  • 自分にちょうど良いグループを見つける(レベル/頑張り度/投稿頻度/交流頻度など)
  • 何となく気が合うなという人たちに混ぜてもらう
  • 自分でグループを立ち上げると、なぞの責任感が発生する

入退出は自由なので、自分にとってチャレンジしたいと思えるレベル、厳しさ、人たちに出会えますように。

実際に会うことはないので、距離のある関係が築きやすいです。

ただ、いつでも気軽にやめられることもできるんですよね。

それは、どんな方法でも同じですね。いろいろ試して、あなたにとって、良い方法を見つけていきましょう。

自分から行動してみる、見栄を大事にする

自分からやってみませんか?とお声がけしていく今回のスタイルに抵抗のある方や面倒だと思われる方もいらっしゃるでしょう。

ただ、多くの人が「声をかけてくれないかな」と待っている中で声をかける方は貴重な存在であることが多いのです。

運がよけば、仲良しさんができるし、その後仲良くならなくても、知らない人に囲まれて、いつも以上に頑張れるので、思い切って声をかけることにあまりマイナスはないでしょう。もし、お断りされた場合は気にせず別の方を誘ってみましょう。

知らない人にできない自分をさらすのは恥ずかしいという見栄はとても大事です。この気持ちをしっかり活かして物事を進めていきましょう。

よく知らない人に、できないヤツだとは思われたくないですもんね。

その頑張りはきっといろんな人が見てくれて、中には褒めてくれる人もいるでしょう。その気持ちを受け取りつつ、あなたも頑張っている人をたくさん褒めてあげてくださいね。

いろんな親しくない人を巻き込んでもイマイチ上手くいかない時、もっと早くに効果を確認したいと思われた時は、おすすめのベーシックサポートプランでパートナーがサポートしますので、お気軽に無料セッションにお申し込みください。

ふくおか なみこ

ふくおか なみこ

タスク管理パートナー代表パートナー。 さまざまな業種、立場のお客さまの行動管理、習慣定着のお手伝いをしています。 司書として複数の図書館の管理、改善に取り組んだ経験を元に、大阪梅田に私設図書館(コワーキングスペース)をオープンし、数多くのビジネスマンの知識習得や起業サポートをしてきました。 大学や図書館関係での講演も多数。 趣味で出版、小物販売、着付け教室などの小規模ビジネス起業経験も。 仕事、勉強のはかどる仕組み作りとモチベーションアップを応援しています。

もう自分の力だけで管理するのをあきらめませんか?

やることが一杯で手がつかない。毎日の連絡、つねに頭の中がクリアに。良い管理方法のはずなのに続かない…。タスクの共有、つづけたい習慣が継続。

タスク管理パートナーは、あなたとタスクリストを共有し、定期的なメッセージ、音声通話、週次レビューで進捗チェックやアドバイスを行い、あなたの仕事や勉強が思い通りにどんどん進む生活の実現をサポートするサービスです。

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事業にあわせたタスク管理を通じて経営者と従業員/スタッフのみなさんの橋渡しを行います。

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