これ、2024年によく見た言葉です。
2024年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「界隈」は、仲間や近い存在といった“共通の人々”として使われます。
その中でも「風呂キャンセル界隈」はかなり印象に残った言葉です。
毎日入浴するのが当たり前と思っていたから驚きでした。
株式会社カティグレイスのアンケート結果(対象10代~30代女性570人)をもとに風呂キャンセル界隈について考えて、できればキャンセルしない工夫をご紹介します。
目次
風呂キャンセル界隈の人たちのキャンセル理由3つ
どれも特別な理由じゃなくて、僕も感じたことのあることばかりです。
私もそう思いました。
ただ、新たに言葉が発生するほど頻度が高い、あるいはそれだけ多くの人がキャンセルしているということかなと思っています。
面倒くさい
アンケートで断トツ1位の理由です。
お風呂が面倒くさいと思っている人は案外多いのですね。
僕もまあまああるので、この結果には安心しました。
私は、子どもの頃はお風呂が面倒で入らなかった日がありました。ただその日はお布団で寝かせてもらえずに、畳の上で寝ることになり、それは嫌だなという気持ちがとりあえずお風呂に入り続けるきっかけになりました。
面倒を上回る罰則、もしくはご褒美があれば入れるようになるのでしょうか。
疲れていた
こちらの理由は45%ほどの人が回答しています。疲れている時は睡眠が最優先になるので、難しいのでしょう。
仕事で遅くなった時のあるあるです。
私は幸い経験がないのですが、これは確かにしんどそうだし、翌朝でもいいのではと思います。翌朝に入るのはキャンセルしたことになるのか、ならないのか、どちらでしょうか。
翌日人に会う予定がない
こちらは40%ほどの方の回答です。
入浴が他人のためという考え方だとこうなりますよね。私は、人と会うかどうかは関係なく自分のために入浴するので、こういう理由もあるのだと新たな発見でした。
これは僕はわかるなあ。誰にも会わないなら迷惑もかけないし。風呂に入るってやっぱり面倒なんですよね、という理由に結局はなるのかな。
他にも、汚れていない、体調が悪い、時間がないなどの理由がアンケートにはあります。
X(旧Twitter)を見ていても人によってキャンセルする理由やつまづくポイントは様々なようです。メンタルヘルスの問題からという場合もあるようです。また、環境保護の観点から水の使用を減らす目的や皮膚科医の中には毎日の入浴は不要という意見など、入浴しないという現象には様々な理由があるようです。
キャンセルしないための工夫
基本的にはキャンセルしないことを推奨したいと考えているので、キャンセルしないための工夫をご紹介します。
僕もできるだけキャンセルしたくはないと思っています。
「湯船につからなければ」という固定概念を捨てる
清潔にするということが入浴の第一目的と考えているので、湯船につからずシャワーを浴びることをおすすめします。
私は子どものころから烏の行水でしたが、忙しくなってくると「お風呂に入る時間がもったいない、いかに風呂の時間を短くするか」と工夫に工夫を重ねて、髪を乾かす時間を含めても現在は10分以内に終わります。入浴タイムもタイムアタックの時間ともいえます。
お風呂の時間は準備から後片付けまですべて含めて何年も考えてきました。以下は私の工夫になります。
- パジャマは2組しか用意しない(迷うことは時間のロスになるため)
- 下着、タオルは干した洗濯物から取る(洗濯物は浴室内に干す)
- 髪を短くする(洗髪、乾かす時間の短縮になる)
- 石鹸で髪、顔を洗う(物を減らすのも時短に効果的)
- 肌を道具を使ってこすらない、流すだけ(日常生活で汚れないので十分)
- 入浴後のタオルはすぐに洗濯(干したり、保管?する手間を省く)
- 肌の手入れは基本ニベアのクリームのみ(数を減らして時短)
入浴後のお手入れが面倒であれば、何もつけなくてもよし。髪を乾かすのが面倒ならばできるだけ短くするなど入浴にかかる時間すべてに関して時短を考え、清潔にすることだけを考えます。
体をお湯で流すだけにしたのは「洗いすぎると肌に良くない、オフィスワークをしている人は汚れることもないので、お湯で流せばよい」というネットの記事を読んでからです。環境によってはきちんと洗った方が良いので、あなたの状況に応じて考えてみてください。
お風呂の掃除が面倒な人はこちらをスプレーして、換気をすると最低限OKです。
ライオン株式会社:ルックプラス バスタブクレンジング
洗濯は毎日するので、入浴後に洗濯することにしています。お風呂上りにすべてを放り込んで洗濯機のボタンを押せばOK。一番短いコースを選んで終わらせますが、乾燥機付き洗濯機がやはりベストだと思います。
これは私が何年もかけて考えた方法ですが、さらに良い方法があれば変えます。
もう何年もこのスタイルなので、聞かれたら年中シャワーだと言うと「身体が温まらない」「リラックスできない」「私には無理~」などといろいろ言われたのも面倒だったので、今は言わないことにしています。
湯船に入るのが当たり前なんだと改めて思ったものです。
湯船につからないだけで、いろいろ言われるのなら、多くの人たちが、風呂キャンセル界隈の人たちのことをどんな風に思っているか想像してしまいます。
非常時用のグッズを普段使いする
シャワーも面倒という人には便利グッズも販売されているので、それらを使うのもおすすめです。
水不用の洗浄剤
水を使わないシャンプーやボディソープなどが販売されていますので、これらの商品を使うのもおすすめです。非常時にも使えるので、災害時のローリングストック用に準備しておいて、お風呂をキャンセルしたくなったら使えます。
できるだけ使わないように、でもどうしてもの時は使えて便利ですね。
全身清拭ぬれタオル
全身清拭ぬれタオルは、全身の清潔を保つのに役立ちます。手軽に身体を拭くことができるので労力を大幅に軽減できます。
労力の軽減は良いですねえ。
こちらも災害時にも便利に使えるものです。
メイクだけでも落とすなど、最低限できることをする
お風呂をキャンセルしようと思った時にその時にできること1つだけするようにしてみませんか?
例えば
- メイクだけでも、メイク落としシートで落とす
- お風呂に入らなくても、全身清拭ぬれタオルで身体を拭く
- 髪だけ水を使わないシャンプーを使う
- 洗わなくても拭かなくてもいいので下着だけ変える。洗濯が面倒なら使い捨ての下着を使う
- 翌日誰かに会う予定を作る
おすすめしたいことは2点です。
ちょっとでもマシにすることと最低限でも続けること
できれば、風呂をキャンセルする日が少なくなるといいですよね。
入浴した方がいいメリットを探す
以前に、知人が「風呂に入るメリットがない」と言っていて、そういう考えもあるのかと思ったものですが、できればメリットを見つけることで毎日入浴しやすくなります。
私が考えるメリットは、結局毎日入る方が面倒くさくないからだと思っています。
入浴できなかった日の翌日に入浴してみると、いつも以上にごしごし、丁寧に洗わないと汚れが落ちた気がせず、入浴時間もやることも多くなって面倒くさいなと思った記憶があります。
先延ばしをしないことと同じような感じですね!
おっしゃる通りですね。結局毎日やることが一番楽なのだと改めて認識しています。
先延ばしが面倒だということを書いたブログはこちらです。
その外にも入浴することで、これから夜の時間だよという時間の切り替えができること、さっぱり清潔になること、そして何よりやることが終わった解放感もあります。
僕のメリットはこの2つ!
・めっちゃ眠りの質が良くなる
・シャワーより身体が綺麗になる感じがする
そして、清潔にすることで好印象も与えられると思っています。
デメリットを考える方が有効な方もいますので、自分が入浴ができる方を考えて、キャンセルしない工夫を考えてみてください。
可能なら毎日湯船に入るまでできるとベストだと思いますが、面倒でない範囲、できる範囲で今よりもキャンセルする日が少なくなるよう応援しています。