私たちの人生にはいろんな出来事がおきます。嬉しいこともそうではないことも、歓迎することもそうではないことも。
今回は人間関係で困ったなあ、この問題をどうしたらいいのかなと思った時にぜひ試して欲しいことです。
特定の事項というより、人間関係のいろんな問題に活用できると思われる方法ですので、ぜひお試しいただき、あなたの困ったが少しでも解決できますように。
ぼくは、問題が起きた時にもタスク管理を活用しています。
サトウさん、いいですね。
頭の中のことを書きだすだけでも整理されることは多いので、人間関係などの問題にもタスク管理を利用するのはおすすめです。
目次
シンプルに考える
物事はどんなことでも、すごく複雑にも考えられますが、シンプルにも考えることができます。
複雑に考えるとはどういうことでしょう。
人間関係の困った、の多くは、関係者全員の気持ちを考慮して、立場を尊重し、意見を聴こうとすることにあると考えています。それは素晴らしいことでもありますが、とてつもなく複雑なことになってしまいます。さらに、本当のことを言ってくれない人もいたりなどして、ますます複雑になります。
全ての人の満足を得るのは不可能と考え、諦めるのも必要なことと考えます。
しかし、その多くは杞憂であったり、相談してみると簡単に片付くものだったりもします。
では、シンプルに考えるとはどういうことでしょう。これは「あなたがどうしたいか」を考えることです。自分勝手、ワガママとは違います。
例として、旅行のための休暇をとりたいけれども、周囲に迷惑をかけるからどうしようと悩んでいるとします。
こういうふうに考え出すとキリがありませんね。
延々と悩んでいるこの状態では、タスクは作成できません。
状況が本当に複雑な場合もありますが、多くの場合はこのように他者のことを考え過ぎてしまって、複雑にしていることが多いように思います。
ではこれをシンプルにしたい場合はどうすれば良いでしょうか?
この場合は、久しぶりに両親とゆっくり旅行を楽しみたいということが本音だとします。自分の気持ちをはっきりさせると行動が分かります。
この場合のタスクは
・BとCの仕事を旅行前までにできるだけ進めてから依頼
・●さんと×さんにお土産を選ぶ
・旅行について調べる
となります。
逆に仕事を優先したい場合だとどうでしょうか。
この場合のタスクは
・両親に連絡
・両親にお菓子を送る
となります。
いつも自分がどうしたいかという軸で考えると、すごくシンプルです。行動することもすぐに分かります。
ただし、お断りする方、何かをお願いする時には気を遣う、頼まれごとがあったら積極的に引き受ける、など普段からコミュニケーションをとっておくとよりスムーズです。
まずは、ご自身がどうしたいかという意思を持つことで物事はシンプルにできることは多いです。
あなたはどうしたいか?をぜひ書いてみましょう。
複雑な物事は分割する(タスク管理)
こちらのブログにも書いていることですが、物事を分けることにより解決しやすくなります。
困難なこと、難しいこと、ややこしいことは一つ一つ物事を、分割していくことにより、何が問題かがはっきりしたり、解決方法がみえたりします。
これは、タスク管理と同じですね。
足の踏み場もない散らかった部屋から探したい物を見つける時、どこから手をつけていいか分からず諦めたり、逆にやみくもに探すよりも、要らない物と要る物に分けて、要る物は必要な場所に整頓していくと、だんだんと部屋が片付いていき、一つ一つ、物を動かしていくと探している物が見つかったりします。
どんなに複雑に見える出来事も、一つ一つの塊からできています。その最小の塊まで分割することで行動ができるようになります。行動を始めると、物事が動き、解決に向かうことが期待できます。
まずは5分、時間をとって、問題を行動できるタスクにしていきましょう。
考えてから実行する
上記のことを考えたら、あとは実行するだけです。
大切なことは、実行することです。残念ながら考えたり、思ったり、悩んでいるだけでは状況は変わりません。変わらないどころか、問題は時間が経つほどたいていより複雑になります。
やることがわかったらぜひ行動していきましょう。
立ち止まってしまうと、問題は刻々と大きくなったり、複雑になったり、逃げたくなったりしていきますので、できるところから動くことが大事です。
もし、問題を分割して、動いたら状況が悪化すると判断された場合は待つことも行動のうちです。ただ、その時は能動的に待つので、大丈夫。
行動になかなか移せない時は、ぜひ書くことをおすすめします。書くことで、よりやることが明確になり、行動しやすくなります。
それでも行動できない時は、声に出してみる、誰かに話してみる、あるいは、誰かに依頼することも方法の一つです。