デジタルのタスク管理ツールも便利に使っていますが、文具、特に紙が好きなので、紙を使ったタスク管理が何かできないかといつも考えて思いついたのが「やる気の木」。
ひと月に20の「急ぎではない」やることを葉っぱの形の紙に書いて実行。
完了したことを木に貼って、これだけやったと視覚的に満足できる方法です。
1年間続ける予定でしたが、思った以上に葉っぱがもこもこになって場所的に貼りにくくなったため、9ヵ月間の記録になります。
この方法を思いついた理由のもう一つは、私の部屋は、椅子と机しかないというミニマリストのような部屋なのですが、味気ないと感じていました。
ただ、家具家電は増やしたくないと思った時に活用しようと思ったのが壁。
その時に考え付いたアイデアです。
どうして家具家電を増やしたくないんですか?
おすすめの片付けブログにも書いていますが、物がないと掃除が楽なんです。この楽さを知ったらもう元には戻れません。
「やる気の木」の作り方はこちらのタスクガチャのブログをアレンジしています。
準備する物は3つ
1,マスキングテープ2種類(緑と茶)
2,(あれば)葉っぱっぽく見える緑のペン
3,葉っぱに使う紙(裏紙でOK)
お気軽にお試しください。
目次
1月-1か月20個の理由
1か月ではこれくらい。新芽が出てきたくらいでしょうか。

思ったより隙間だらけで、20枚って案外少なかったか、1日1つの30枚にしておけばよかったか、などと考えていました。
20枚にしたのは、1か月30日で、きっとできない日もあるので、無理なく取り組める数かなと思ってのことです。9か月後、20枚で良かったなと思っています。
最初はやる気があるのでもっとと思いますが、控えめにして、できそうなら増やしていくというスタイルがやはり良いと再認識しました。
2月-モチベーション
だいぶん葉が茂ってきました。

2月は状況的に、もう少し先でもいいかなと思ったタスクが3つあったので、それらは3月に加えました。なので、2月の達成は17枚です。
このころになると少し貼っていく作業が楽しくなってきました。いつ頃に木のようになるかなと想像するのも楽しみでした。
3月

3月は2月の残り3つも加えて23枚
4枚残ったので、19個のやることが完了です。
芸術的センスが不足していて、偏ってはいますが、だんだん木のようになってきてやる気も出てきます。
4月-タスク完了の時期
3月の残り4枚も加えて24枚
4枚残ったので、20個のやることが完了です。

ちなみにできておらず持越ししているのは、状況的に試すことができなかったタスク。
何か月も持ち越しているタスクがある場合は1度確認してみるのはおすすめです。
状況的にできないタスクもあるので、残ってもOKくらいの軽い気持ちで取り組みます。もともと急ぎではないタスクの集まりなので、絶対にこの月にではなくて大丈夫。
5月-完了したタスクの数を数える
4月の残り4枚も加えて24枚
7枚残ったので、17個のやることが完了です。
完全に葉が生い茂った木になりました。

嬉しい反面、意外に早く葉っぱがいっぱいになったなと思っていました。この時点で完成は93枚。こんなにもタスクを完了したのかと自分を褒めたい気持ちになります。
6月-タスクを思いつかない時の裏技
5月の残り7枚も加えて27枚
2枚残ったので、25個のやることが完了です。

毎月20個もやることが思いつかないと思いますか?
私は実際にないこともありました。そんな時に便利なのが、片付け。〇個処分するというタスクを作れば、タスクも完成、部屋も片付くという一石二鳥です。
7月-残り続けるタスクの行方
6月の残り2枚も加えて22枚
2枚残ったので、20個のやることが完了です。

この2枚ずーっと残っているので、近いうちにやめるか、ちゃんとタスクにするか検討した結局、この2枚はちゃんとしたタスクに移行しました。気持ちに余裕のある時に取り組むタスクになります。
8月-小さなことを積み重ねてみると
7月の残り2枚も加えて22枚
2枚残ったので、20個のやることが完了です。
場所的に貼るところがなくなってきたので、今年は次月の9月で終わりにします。こんなに育つとは思わなかったので、小さなことの積み重ねの大きさを感じています。
紙に書いて貼ることで、小さなやることを可視化でき、木が育っているのが見えるのがやる気にもつながりました。

9月-タスクの完了とは?
8月の残り2枚も加えて22枚
2枚残ったので、20個のやることが完了です。

1月から9月で178個のタスクが完了です。
この中にはやろうとしたけど、やらないと決めたタスクも含まれます。決めることで気になっていることが、やらなくて良いことになります。
今年はこれで終わりにしますが、来年はぜひご一緒にやる気の木を育てていきましょう。
「やる気の木」を育ててみた感想
こんなに育つとは思わず、意外に楽しかったし、個人的には寂しい部屋を賑やかにしてくれるインテリアの一部になってくれたし、モチベーションもそれなりに上がったし、と大満足です。
ここからは木を育ててみた感想です。
「いつでもいい」タスクなんてないのかもしれない
急ぎではない、いつでもいいタスクでも進むとスッキリするし、何よりいろんなことがさらによく片付くようになって、物理的にも精神的にもかなりスッキリして大満足です。
物事には優先順位はあるけれども、やらないと決めるまではタスクとしてさっさと終わらせるメリットを改めて感じていました。
目標がよく進む
どんなタスクを作るか、ですが、だんだんタスクを思いつかなくなってきます。そこで今年の目標を確認し、目標が達成できるようなタスクを作って実行したため、目標の達成もできるようになってきました。
目標を作る時は、間のステップを省くことが多いと改めて感じました。その間の細かいやることをタスクにすることで進みやすくなり、達成しやすくなりました。
日常に軽く負荷をかけることができて、満足できる日が増えた
毎月の20個のタスク、いろんな工夫をしてみても、作るタスクがない時はあります。それでも20個作ろうという謎の使命感で探してみると、やることがみつかったり、やり方が見つかったりしました。
作っただけではなく、実行して貼らなければという使命感も加わって、日々少しずつやることが進んでいきました。
作ったタスクはできれば全部木に貼りたいという、こちらも謎の使命感が発揮された結果、やることが増えましたが、満足度が高くなりました。
日常で自分に負荷を少しかけることができたのも思わぬ良い点でした。
日常のやることが増えることって、日々が大変になりませんか?
タスクをしなかった時間の多くは、スマホをついつい見てしまう時間なので、スマホを無駄に見る時間が減って、やることも完了して、良いことしかないなと思っています。
みんなで気軽にできる紙のタスク管理
紙のタスク管理が個人的に好きというのもありますが、子どもから大人まで、みんなで楽しみながらやることが進む方法を模索しています。
この方法ならお子さんでも簡単にできるので、よければ親子でタスク管理をするときのツールの一つとして活用してもらえると嬉しいですし、そういったツールの一つができたかなと思っています。
友達が遊びに来た時の話のネタにもなります。
壁に貼るというのは少なくとも家族には見られる可能性が高くなるので、見られても良い内容を書くことはお忘れなく。
ちなみに処分する前に写真を撮って、はがしてゴミに捨てれば終わりです。
来年はまた新しい木をもこもこになるまで育てます。
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