アロンソンの不貞の法則を活用して物事を進める方法をご提案します。個人的にはちょっとしたおまけつきの方法だと思っています。

エリオット・アロンソンの不貞の法則とは

「不貞の法則」とは、アメリカの社会心理学者、エリオット・アロンソンが1965年に発表した「Gain-loss theory of attraction(引力のゲインロス理論)」から導き出された法則で、親しい人に褒められるよりも、新しく出会ったり、親しくない人から褒められる方が人の心に響きやすいという法則のことを言います。

たとえば、家族や古くからの友人といった、親しい人に「あなたは優しいね」と褒められるよりも、仕事上のみでの付き合いの人に「○○さんのお心遣い、ありがとうございました」と褒められたり、感謝される方が嬉しく、仕事のやる気や質まで良くなる状況です。

この方法を使って初対面の人に良い印象を与えるという方法もありますね。今回はこの法則を使って仕事を進めやすくする状況づくりの方法を紹介します。

親しくない人と協力し褒め合える状況を作る

タスク管理パートナーでは、タスク管理を家族や友人に頼むという方法は今までご紹介していますが、今回は逆にまだ親しくない人に協力を依頼する方法をご提案します。

もちろんその時には相手にも役立つことであることが前提です。例えばこんな場面です。

  • 同じプロジェクトに参加することになった、そんなに話したことのない同僚や上司、部下に仕事が進みやすくなる方法を提案し、一緒に行動してみる。
  • 趣味の集まりであってもいつもはあまり話さない人に趣味の活動が進むような提案をしてみる。
  • SNSであれば、新しくアカウントを作ってしまう、新たなプラットフォームやグループに参加してみて、やってみたいことにチャレンジする。

共通して頑張れるような目標を一緒に持っている人に、頑張れるきっかけ作りを行うようなイメージです。

その際には相手に褒めてもらえるようしっかり頑張ると同時に、相手のこともしっかりとみて褒めましょう。

一定の距離を取り続け、親しくなりすぎないようにする

エリオット・アロンソンの「不貞の法則」に照らし合わせると、この方法で協力しあった場合、相手への好感度が上がるので、お互いに距離を近づけたくなるのは自然な感情でしょう。

もちろん、大切で親しい人間関係が構築できるのは喜ばしいことなので、構わないのですが、仕事を進めることを目的とした関係の場合、親しさが上がることで、褒めた時の効果が下がる可能性があるのは否めません。

やや冷たいようですが、今回の「不貞の法則」を活用した協力関係を高い効果のまま維持する事を希望する場合、親しくなりすぎない事を意識しつづけた関係を保つ努力も必要になるかもしれません。

おすすめはタスク管理パートナー

タスク管理パートナーは、あなたにとって見知らぬ他人です。タスク管理のプロに褒められる状況を作りたいという気持ちがモチベーションにつながると嬉しく思います。

サトウ(仮)
身近すぎる関係の人はもちろん大事だけど、仕事や勉強の進捗はパートナーさんに見てもらった方がやっぱり進みますねー。
身近な人とだと、どうしても甘えがちになっちゃうというか……。
パートナー
そうですね。ある程度の距離を保つのも大事ですが、タスク管理のプロとしてより良い状況を作り出すことも頑張りますね。サトウさんのタスクが進むと私も嬉しいです!

オンラインコワーキングスペース

ポモドーロテクニックを利用して、25分間にやることを宣言します。知らない人が宣言して達成している様子も励みになります。

アプリで協力

習慣化や継続に関するアプリはたくさんあります。アプリを活用する時も誰かの目があると続けやすいと感じています。

今回はみんちゃれというアプリをご紹介します。私自身、3年ほど利用しました。

みんちゃれは、5人一組で習慣化を目指すアプリです。まったく知らない人5人と組むのでちゃんとやらなきゃという気持ちになりやすいです。

利用してみて感じたポイントです。

  • 自分にちょうど良いグループを見つける(レベル/頑張り度/投稿頻度/交流頻度など)
  • 何となく気が合うなという人たちに混ぜてもらう
  • 自分でグループを立ち上げると、なぞの責任感が発生するのでおすすめです

入退出は自由なので、自分にとってチャレンジしたいと思えるレベル、厳しさ、人たちに出会えますように。

いろんな効果が期待できます

自分からやってみませんか?とお声がけしていく今回のスタイルに抵抗のある方や面倒だと思われる方もいらっしゃると思います。

ただ、多くの人が「声をかけてくれないかな」と待っている中で声をかける方は貴重な存在であることが多いのです。

運がよけば、仲良しさんができるし、その後仲良くならなくても、知らない人に囲まれて、いつも以上に頑張れるので、思い切って声をかけることにあまりマイナスはないでしょう。もし、お断りされた場合は気にせず別の方を誘ってみましょう。

知らない人にできない自分をさらすのは恥ずかしいという見栄はとても大事です。この気持ちをしっかり活かして物事を進めていきましょう。

その頑張りはきっといろんな人が見てくれて、中には褒めてくれる人もいるでしょう。その気持ちを受け取りつつ、あなたも頑張っている人をたくさん褒めてあげてくださいね。