『人生を変える習慣のつくり方』グレッチェン・ルービン著/文響社

今回はこちらの本の中から3つ、習慣のつくり方についてご紹介します。

習慣にするといいと分かっていても、なかなか実行は難しいですよね。

本当にその通りです。それでも1日の行動の約40%が習慣化しているんですよね。

人は約40%の行動をほぼ毎日繰り返すので、わたしたちの存在も、わたしたちの未来も、習慣によって形作られていると言える。

『人生を変える習慣のつくり方』3ページ

これだけ私たちの人生に影響力のある習慣、どうすれば良い習慣を身に着け、良くない習慣を手放すことができるのでしょうか?

無意識にしている習慣による行動の中から、良い習慣を増やす工夫をお伝えします。

習慣を形成するメリット

まず最初にそもそも習慣が影響力があるといっても、習慣にすることでどんないいことがあるのでしょうか?

まずはメリットの確認をします。

何かを始める/やめる時には、そのことによっておこる、メリット/デメリットを確認することは大事です。ここでは、メリットを確認します。

自制心を使う必要がなくなる

自制心=コントロールと考えていいかと思いますが、習慣化することで、自分をうまくコントロールできるようになり、自制心を使わなくてすむようになります。

自制心や意志の力というのは有限のため、大事な決断のために自制心を温存しておくことで、突然起こったこと、普段と違うことに対する良い決断ができる可能性が高まります。

最初に理にかなった選択(=習慣)を行うことで選択する必要はなくなり、その分のリソースを他のこと、新たな決断、やりたいことなどにつぎ込むことができます。

不安が減る

習慣になっていることをしている間は不安が減ります。習慣は、いつものことなので安心感があり、習慣にしていることが多い分、安心感が増えますね。

不安や疲れは人生にとって少ない方がいいものです。

不安や否定的な気持ちが多い方は、振り返ることを習慣にすることも有効です。

「いまよりもっとよくなりたい」を叶えてくれる

自分に合う正しい習慣を身に着けることで、心の平穏、時間の節約、大きな結果を得られることにつながります。

変えたいことがある方は変化を、今の生活や自分に満足している方はさらに良くなるように習慣を活用していきたいですね。

習慣にすることは良いことかなと思っていただけたら次から、習慣のつくり方をご紹介します。

あなたに合うコツが見つかりますように!

大事な習慣は午前中に予定を入れる

午前中は自制心が一番働く時間です。また、予定の入りにくい時間でもあります。誰かと会う前に、連絡を取る前に、出かける前にやりたいことを行うとできることが増えます。

夜型の方は夜に新たな習慣を行うと良いでしょう。あなたの生活リズム、傾向にあったやり方で行うのがベストです。

やりやすい時間、やりやすい行動は積極的に取り組めるので、できるだけラクな方法、やりやすい方法を確立することでできることが増えます。

面倒だと感じる要素をできるだけ排除するための準備や投資は行いたいものです。

逆にやりたくない習慣をやめるには、面倒なことにしてしまうのが良く、ジャンクフードを食べたくなったら自分で作って食べるようにする、と想像するだけで、食べることにかなり躊躇してしまいますよね。

ファーストフードの食べ物をお家で作るのはとても大変です。

予定に入れて先延ばしを防ぐ

いますぐ行動するために、予定を入れると、先延ばしのリスクが減ります。さらに時間を効率的に使えます。

やることの日時や頻度、内容を具体的に決めて予定に入れると習慣はより定着しやすくなります。

どうするかをはっきり決めない限り行動はうまれないので、タスク管理パートナーでは、タスクという形にして行動を管理することをおすすめしています。

タスクを作るのは面倒と思われる方も、時間がないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。それでも、タスクを管理するという仕組みを作る方が結果的にラクになります。

タスク管理、時間術、全て仕組みを作り自分をラクにするための道具です。ぜひ便利に使ってください。

「見られている」と人は変わる

予定に入れた効果を最大限に発揮するために「責任意識」を活用することの効果を説明しています。

責任意識は、習慣の形成を促す強力な武器の一つだ。人の行動は、誰かに見られていると思うと変わる。

『人生を変える習慣のつくり方』128ページ

責任意識を作る仕組みに投資することに価値があるとも書かれています。ジムのトレーナー、コンサルタントなど。もちろんタスク管理パートナーもですね。

また、公に宣言することも効果的です。各種SNSはもちろん、友人、家族に宣言するのも効果的です。

もちろん、宣言することで実行が難しくなる方もいらっしゃるので、自分がどのような傾向を持っているのかを知っておくことも大事です。

大事な事は、私たちは残念ながら完璧ではないので、できなくても自分を責めないようにしましょう。

やめたいことをついやってしまいそうになることもあります。どんな欲求も15分程度で収まるそうなので、パートナーに連絡して気を紛らわすのも良いですね。

タスク管理パートナーでは、パートナーがタスクを共有したうえで、毎日連絡しますので、見られている効果を感じていただけることと思います。

ぜひあなたの習慣にしたいこと、やめたいことにもタスク管理パートナーをご活用ください。21日間で習慣を定着/やめるコースもご用意しています。

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