- 「気が付いたらついついサボっていた」
- 「あっという間に長かった連休も終わりかあ」
- 「いつの間にか最後の1枚のポテチだった」
- 「なんでこんな物を買ったのかな?」
- 「そういえば、あのお金どこにいったんだろう(←使った)」
というように私たちは割と意識しないまま、時間が過ぎていたり、食べ過ぎていたり、お金を使ったりと無意識に過ごしている時間が多いものです。
多くの場合はそのまま時が過ぎていくか、後悔の感情(もっと早く始めておけば・・・、買わなきゃ良かった・・・)が生まれますが、そんなに長くは続かずいつの間にかその感情も忘れてしまいます。
今回はこういう無意識が私たちから奪う時間・健康・お金について、そしてそれを防止して少しでも意識して有意義に過ごす方法を考えてみました。
リラックスする時間、美味しくて箸が進む、良いものを買えた、ということとは違う、気が付いたらムダな時間を過ごしていた、食べ過ぎていた、お金を使い過ぎていたという無意識に行っていることについて考えてみました。
目次
なぜ無意識で過ごしているのか
なぜ無意識で過ごしているのか、という理由はいくつもあると思いますが、大きく2つあると考えています。
- 時間がある
- 目標がない
仕事にも期限を設けて取り組む方が集中できて、早く完了することが多いと感じています。
私たちの生活というのは、現在かなり便利になっています。身の回りのことも家電がやってくれたり、サービスを購入することでなんとでもなることが多くなってきました。
その分、増えた時間の多くは無意識の時間、多くは娯楽に消費されています。たくさんの娯楽によって時間は無限に消費できます。そしてその時間は楽しい時間でもあります。
また、目標がないことも無意識の時間を過ごすことにつながります。目標を持たないほうが時間を上手に使える方もいますが、多くの方は目標を持ったほうがいろんなことが進みやすいです。
全ての人が無意識で過ごす時間を持っているはずです。それでも割合的に無意識の時間を多く過ごしている人の方が無意識にいろんな物や事を奪われていると考えています。
過去には、無意識の時間が多くもったいないなかったなと思いますが、ぼくは、適切な目的がないためだらだらしているタイプでした。
今のサトウさんは、違いますね!意外に簡単に無意識の状態はなくすことができます。
無意識の状態で奪われている、時間、健康、お金について説明します。
無意識に時間を奪われない方法
気が付いたら時間が過ぎていた・・・という時間は集中して何かに取り組んだ時でなければたいてい、何をしていたかわからない時間か、娯楽に消費していた時間です。何をしていたか答えられない時間は無意識に奪われた時間かもしれません。
そして、気が付いたら時間がないと慌てることになったり、困ったことになったり、自分の時間はどこに消えたのかと思います。
時間が奪われやすいものとして、ネットサーフィン、Youtube、テレビなどがあります。これらは基本的には受け身の娯楽です。そして手軽で楽しいので気が付いたらかなりの時間が経過しているという経験は多くの方がしたことがあるでしょう。その時に、ポテチが一緒だったり、ネットでの買い物を楽しんだりすると、健康やお金にも影響があります。
SNSを始めた頃はたくさんの時間を使っていました・・・
そして、仕事をしていても無意識の時間はあります。
計画を立てずに目の前のことに取り組んだり、頼まれたことにすぐに反応したり、指示だけ待っていることなどが続くと「あれ、今日は何をしたんだっけ?」となります。忙しく仕事をしているはずが、何をしていたのか思い出せない場合は仕事をもう一度確認することが必要かもしれません。毎日同じことの繰り返しも無意識になりやすいです。
意思を持って行動したり、改めて確認したり、考えることで無意識の時間は減ると考えています。
時間を意識する方法についてご紹介します。
タスク管理を行い、やるべきことを意識する
やることを書きだすことによって、やるべきこと/やりたいことが、意識でき、整理され、実行できます。
頭の中だけで覚えておくだけだと以下のデメリットがあります。
- 忘れてしまう
- 全体像を把握するのが難しい
- やりやすいことばかりに取り組んで大事なことに取りかかれない
- 意識がしにくくなる
書き出すことで、大切なことがより意識しやすくなり、それらを行う時間も同時に意識がしやすくなります。
時間術の活用で、時間を意識する
いろんな時間術を使うことによって、時間が意識できます。これはとても大きなことです。あなたに合う時間術を見つけましょう。
タスク管理パートナーでもおすすめしているポモドーロテクニックを活用して、今からの25分で何をするかを明確にしたり、声に出して確認したりするとよりやることが具体的になります。また、これからの25分で何をするかを書いたり、入力したりするとそれらが時間の記録にもなり時間の使い方を見直すこともできます。
時間を記録して、時間を意識する
時間記録は実行のハードルが高い分、やれば自分の時間の過ごし方の詳細が分かり、改善点も見つかります。
タスク管理や時間術で効果を感じにくかった方、さらに時間を増やしたい方におすすめの方法です。
ちゃんと意識をして、時間を作る
毎日同じことの繰り返しの仕事であっても、工夫してみたり、改善ができないかと考えることによって、無意識の時間が意識できる時間となります。
受け身の娯楽でも、そこから得たことをもとに考えたり、目的を持って観ていると意識のある時間となります。
観たい番組だけを観て、テレビを消すというのもおすすめです。
次は無意識に食べない!健康を意識してみましょう。
食べ過ぎを防ぐための方法
袋菓子が気が付いていたらなくなっていた、ということはないでしょうか?本当に無意識に食べているんですよね。
たいていの場合は一袋食べる気などなく、本当に無意識に食べている、そして無意識の時は不思議と早食いなので、満腹中枢が満足する前に食べきれてしまうんですよね。そして、気が付いたら最後のお菓子がなくなっています。
最後の一つをつかんだ時のやっちゃった感・・・
こんなに糖分、脂肪分を摂取して身体に良いわけはありません。また、アルコールなどもそうですし、別腹のデザートなども身体の状態を無視して食べ過ぎ、飲み過ぎていることになります。
これらはその時には大きなダメージにはならなくても、時間をかけて健康を蝕む恐れがあります。
一生続けられるダイエットを見つける
一生続けられるダイエットをしませんか?
日本ではダイエットは減量という意味になりますが、もともとDietは食事療法という意味になります。本来の意味の通りに解釈して、健康的な食事を意識してみましょう。こちらも食事記録がおすすめです。
アプリで記録をするのが便利で、おすすめは、あすけんというアプリです。食べた物の栄養素がわかるというのが楽しく、いかに良い数値にするかを考えながら食べるのはゲームのようで面白いです。
記録は意外に面倒なので、食べた物の写真を撮ることもおすすめです。
他にもこんな方法もあります。
- 毎日体重計測
- 写真を撮る、鏡を見る
- 気になっている運動をはじめてみる
心当たりのある方はご自身がやってみたいことを何か一つ、意識してみてはいかがでしょうか?
健康診断をきちんと受けて、改善するところは改善するのも大事ですね。
次はお金を無意識に使わない方法です。
お金を無意識に使わない方法
無意識にお金を使うことはあるのかと思われるかもしれませんが
- 給料日前にお金が足りないと思っている人
- 贅沢もしていないのに、お金が足りないと思っている人
この状態になっている方は、無意識に使っている可能性があります。
買い物は娯楽です、思いっきり楽しみましょう
買い物は本当に楽しい娯楽です。
そこで、おすすめなのは、楽しみ尽くすということです。旅行の準備が楽しみなように、下調べ、買い物、帰宅してからの開封の儀までを一大イベントにしてしまうのはいかがでしょうか?
- 購入する物は徹底的に比較検討する、少なくとも3日はかける
- 使用しているあらゆる場面を想像する、1日の流れを考えてみます
- どこで購入するかを決める
- 手元に届いたり、帰宅してからは開封の儀を行う、当然写真撮影も行う
- 使っているところをSNSにアップ
など、イベントはこのような流れになります。
普通、こんなに意識して購入するのはかなり高額の物ですよね。それを生活必需品を除いたあらゆることで試してみると、確実に意識ができます。ポチっと気軽に購入したり、通りかかったお店で「何だか良さそう」と購入することは無意識でできますが、全部がイベントだとすると、なかなか大変ですが、楽しくもあります。
お金を貯める目的を持つ
お金を貯める目的を持つことが大事になります。
無意識をなくすために家計簿はありますが、何よりも貯める目的がなければ貯めなくても良いので、「老後のため」「何かあった時のため」という漠然とした目標でも貯まる人は良いのですが、そうではない場合は、お金を貯める目的をはっきりとさせて取り組みましょう。
目的が見つかりにくい方はとりあえず〇〇円貯めるなど数字の目標を持つのもいいですね。
家計簿はつけるだけではなく、つけた後に見直し、節約できるところがないかを探すことが大事です。節約については、こちらのブログも参考にしてください。
無意識をなくすとできることが多くなる
意識すると、時間もできるし、健康にも配慮し、お金も適切に使えます。他にも変化が感じられるでしょう。
無意識をなくす解決方法は目標を持つこと、そして現状を知るために記録することです。
意識することで変わる
例えば意識することで、時間の流れは早くなくなります。
「あっという間に今年も終わるね」という挨拶、働き始めた20代の頃は本当にそう思っていました。でもタスク管理を始めたころから、時間通りに過ぎていくので、「早くも遅くもなく今年が終わる」というように変わりました。この感覚の違いは驚きでした。
年を取ったから時間が短く感じるのかなと思ったのですが、そんなことはありません笑意識して過ごすことで時間の速さも変わります。
健康に関しては、何よりも減量をしたことが大きなきっかけで無意識に食べることはなくなりました。お金に関しては、明らかに興味の対象が変わったことで割合簡単に節約できるようになりましたが、これは偶然です。
きっかけはネガティブでも、何気ないことでも、何となく変えたいという漠然とした気持ちでも良いのです。ただ、変えることができたのは行動したからでした。
意識や行動を変えることが難しい原因をこちらのブログに書いています。
目標を持つことで無意識は防げる
無意識をなくしたいと思った時に、目標を持つことで、無意識が防ぎやすくなると考えています。
例えば資格の勉強をしようとしたとしたら、時間を確保をする必要があり、時間を意識します。ダイエットや節約はもちろん、「何か」をしたいと思ったらその「何か」をするには多くの場合、時間やお金が必要になります。
変化が苦手な方は、始めることもやめることも、もう少し気楽に考えてみるのもおすすめです。
それをどこから捻出するかと考えること、工夫することで意識することができます。
何かの一歩を踏み出すということは意識する時間が増えることです。それは大変だと無意識の時間に戻ることは簡単です。変化がないということは無意識の状態に陥りやすいということです。
ToDoリスト/Not ToDoリストの作成
書く、記録するということは、どんな行動に対してもおすすめの意識をする方法です。
いきなり目標なんて言われても特に思いつかないという方もいらっしゃるかもしれません。そういう方はまず、やらないことリストを作ることをおすすめします。「こうだったらいいのにな」「これはやめたいのに」と思っていることをやめる方法、今の不満を解消する方法を考えて実行してみましょう。
やりたいこと/やることリスト、またはしないことリストを作ることで、現状把握ができます。
そのリストから見えてくることもあるかもしれませんし、なくてもリストにすることで物事は進みやすくなります。
やりたいことリストは、Bucket Listなど100のやりたいことを書きだすという方法もあります。こういう数は一つの目安になるのでどんどん活用しましょう。100を目指して書いて、150になっても、30になっても良いのです。
ぜひあなたの無意識の時間を確認して、やりたいことの時間に充てて充実した日々をお過ごしください。
お一人で解決が難しい場合は、1日2回のメッセージと週1回の週次レビューのあるベーシックサポートプランで、パートナーが日々あなたの無意識の時間を減らすサポートをします。