やることがいっぱいあって、何からやればいいか分からない
ということはありませんか?その頭の中の状態は、どこから整理したらいいか分からない・・・という散らかった部屋とよく似ています。
このブログでは、部屋の片付けの順番にそって、頭の中を片付けることをおすすめしています。片付けは、部屋と頭の中という場所は違ってもよく似ています。あなたの頭の中に物(やること)がいっぱいの時、ぜひお試しください。
部屋の片づけの順番にそって、頭の中を整理して、やることを完了し、スッキリさせていきましょう。
部屋の片づけの順番
- 不要な物の処分
- 使いやすいように物の整頓
- 日々のメンテナンス
この順番にそって、あなたの頭の中のやることもスッキリ整理をしていきましょう。
早速、頭の中のお片付けを始めましょう!
目次
2分ルールでどんどん完了させていく(処分)
物は整理するより、先に不要な物を処分した方が効率よく片付けることができます。明らかに不要な物をキレイに整頓しても後で処分することになれば2度手間以上になるからです。
これを頭の中に応用すると、すぐに終わることからどんどん完了していくのがおすすめです。気になっていたあれやこれやを行動して完了することで、どんどん頭の中から処分するのです。
この時に便利なのが2分ルールです、ぜひこのルールを活用して完了させていきましょう。2分ルールとは名前のとおり、2分程度で終わる、やることのことをいいます。
何からやればいいのか・・・というのに迷いますが、思いついたことからでいいでしょう。思いついたことが時間がかかるようでしたら、紙に書いたり、PCに入力して後回しにします。この段階ではまず2分程度で終わることを優先して行います。
それでも選べない時は2分程度で終わるやることを紙に書き、タスクガチャを作って、次の行動を決めましょう。
もう思いつかないと思ったら、いったん休憩します。または、1日1時間など時間を決めて行うのもいいですね。
休憩後、もしくは日を変えて、2度3度と繰り返します。もう今のところは大丈夫かなと思ったら次のステップに移行します。
時間のかかるであろうやることは、お片付けで言うと写真や思い出の品のようなものです。先に取りかかるとなかなか片付きませんので、まずはすぐに完了できることをどんどん進めていきます。
頭の中の片付けに便利なタスク管理(整頓)
処分の次は整頓をしていきます。整頓には書くこと、判断すること、分類することの3つのステップがあります。
頭の中のやることを書きだす
かなりすっきりしたなと思った次の段階は、頭の中にまだ残っているやること、迷っていることなど思い出せるかぎり全部を書きだします。
連絡したほうがいいかな、でもタイミングがちょっと遅いかな…とか、買いたいけど、どうしよう迷うな・・・とか、誕生日プレゼント選ばなきゃ、でも何を・・・?こういったそういえば、どうしようかなということを書きだします。
書き出しているうちに思い出した2分程度で終わることはその場で完了させてしまうのも、書き出した後にまとめて行うのでもどちらでもOKです。
その時の時間、体力、気分によって決めましょう。
書き出す物は、紙でもPCでも使いやすい物をお使いください。
いるか、いらないかを判断する
書き出したタスクをもう一度見直し、もう不要だ、やらなくていいということは先に処分しましょう。例えば
- 確認したら期限が間に合わないこと
- タイミングを逸してしまったこと
- 興味のなくなったこと
- やらなきゃと思ってたけど、誰かがやってくれていたこと
などです。上記の中から定期的に繰り返すことはタスクとして残しておきます。
書き出したタスクを整理整頓しておくと、次のやることが分かりやすいので、明らかに不要なタスクも処分してしまいましょう。
今やるか、後でやるかを判断する
そして、今やるか、後でやるかを決めます。例えば友人の誕生日を思い出したはいいけど、既に日にちがかなり過ぎていたという場合どうしようと悩むとします。この時、すぐに行動に移すか、来年にするかを決めます。来年でいいやと思った時には、カレンダーやタスクに入力して、来年は忘れる事のないように自分の頭の中に記憶しておくのではなく、頭の中以外の媒体に記録します。
すぐにやると決めた場合は、その場で完了させてしまい、時間がかかると思ったならタスクにして、いつやるかを決めます。
決めるというのはなかなか大変なことですが、あなたなりの基準を持つと決めやすくなります。こちらのブログでは、時間軸で考えるという方法をご紹介しています。
それでもなかなか決められないタスクは、お片付けにある迷い箱(捨てるかどうか迷う物の一時保管箱)を作るのもおすすめです。迷いタスクは、定期的に見直して、やる、やらないを決めていきます。これを面倒だなと感じる方は、任意の日付けを決定する日(実行する日ではない)に決めて、その日までは考えなくて良いようにします。
忘れられる安心感、書いてある安心感でさらに頭も気持ちもスッキリします。
こんなに気持ちが軽くなるんだと感動した記憶があります!今までに体験したことのない感覚だったので、ぜひ経験して欲しいと思います。
これで、あなたの手元にはやりたいことと、やるべきことのタスクがある状態になります。ここで、改めて書き出したタスクを整頓しましょう。
タスクを分類する
項目別、日付別、場所別などあなたが使いやすいように作成していきます。家具やファイルに物を使いやすく分類するように、頭の中にあるやることも分けることで、さらに整頓がしやすくなります。
分類するのが難しいと思った時は、緊急度や重要度で考えるのも一つの方法です。
日々のメンテナンスにもタスク管理を(管理)
物と違って、頭の中にあるやることは目に見えません。それらを見えるようにするのが、タスク、やることを書きだすことです。
頭で分かっているのに、書き出すなんて時間の無駄、面倒と思われる方もいらっしゃるでしょう。実はそこが、分かっているけど出来ていない、の溝の一つです。
たくさんあるやることを頭の中から引っ張り出そうとした時に、深い溝に落ちてしまい、やることがすっぽりと抜け落ちることもあります。もちろん、溝からやることを救い出すこともできますが、全部ではありません。
頭の中から実行に移す橋が書くことです。
思いついた時にすぐに書くことで、溝に落ち込むことを防げます。時間が経つにつれて、ベルトコンベヤーに乗っている、やることが溝に落ちていくイメージです。溝に落ち込んだタスクを拾う時、だいぶん奥に行ってしまっていたり、埋まってしまって上手く取れなかったり、他のやることに埋もれて下のやることを引き出せなかったりします。そのような状況を少しでもなくすために、溝にやることを落とさないように思いついた時にすぐに書くようにしましょう。
最初は、面倒でも、書いていくと、その楽さに気が付くはずです。楽が面倒をはるかに上回るので、こちらでもおすすめをしています。楽に気が付くところまでぜひ取り組んでみてください。
今までにないスッキリ感が味わえます
3ステップで頭の中を整理していくと、片付けをした後にお部屋を見渡すと達成感や満足感、これからの生活のワクワク感があるように、頭の中の片付けをした後も今までにないスッキリ感が味わえます。
あれもこれもやらなきゃという焦燥感や義務感などから解放されます。そしてもちろん実際にいろいろと片付いているので、今まで気になっていたことももう気にしなくてもいいのです。
これだけでも生活がずいぶんと楽で簡単になりますが、さらに今まで時間がなかったり、やることがいっぱいで後回しになっていた、あなたのやりたいことができる時間と心の余裕までできます。
ぜひ頭の中を整理して、あなたのやりたいことに使える時間を増やしてください。
頭の中を片付けるこちらの方法を成功させるために、3つのポイントを最後にお伝えします。
- 上手くやろうとしない(最初から上手くできる人はいません)
- 一気にやろうとしない(少しずつ、一歩ずつ進めていきましょう)
- アレンジしようとしない(基本ができた後のアレンジがおすすめです)
ぜひ、3つの注意を守りつつ、頭の中のお片付けを進めていってください。
お一人では難しい場合は、タスク管理パートナーがお手伝いします。
しっかりと整理するためにも、ベーシックサポートをおすすめします。1ヵ月だけでも日曜日を除く毎日サポートを受けると1か月後には驚くほど頭の中も現実のやることもスッキリします。