お仕事や日常のことで、もっとやりたいことがあるのに時間が足りないと思われたことがある方は多いのではないでしょうか。
今回は、ご自身の行動を記録することによって、時間を増やす方法をご紹介します。
記録を付けてみたら、いかに自分の都合の良い記憶にすり替えていたかがよく分かりました。
楽しい時間は短く感じたり、しんどいことは長く感じたりと、私たちの時間の感覚も当てにならないので、記録をしてみて正しく知ることが大事ですね。
目次
行動記録と時間計測で正しく現状を知る
まずおすすめすることが現状の時間の使い方を知ることです。
「自分のスケジュールなんて分かっている」という方も多いと思いますが、実際に書き出したり、時間を計測すると思っていたことと違うということもあります。
Aという仕事は10分必要だと思っていたけれど、計測したら、30分近くかかっていた、逆にBという仕事は1時間以上必要だと思っていたけど取りかかってみると20分で完了したなど。
自分の行動を時間まで計測するというのはなかなか大変ですが、時間の不足を感じている方にはぜひ行ってほしいことです。
計画と現状を比較して、違いを確認する
行動記録と時間計測をしている最中にも違いに気が付かれると思いますが、あなたが思っていた時間の過ごし方と、現状を比較します。
どこが計画通りで、どこがそうではないかをみつけます。計画との違いの原因は人それぞれです。
- 休憩が思っていたより多い/少ない
- 時間の見積もりができていなかった
- 意外な無駄な時間があった
あなたはいかがでしたでしょうか?
仕事では、頼まれたことにすぐに対応してしまい、自分の予定を自分で崩していることが改めて分かりました。
プライベートでは、思っていた以上にゲームで遊んでいる時間が長かったです。
おそらく、こうではないかと予想がついているかと思いますが、改めて時間を計測することでその時間の長さに驚かれるかもしれません。
比較をもとに行動修正する
比較ができたら次は行動の修正を行います。
無駄な時間や、把握できていなかった時間を確認し、できるだけ実際に近い計画を立てます。だいたいの時間が把握できると計画も立てやすく、さらにその計画通りに進みやすくなります。
時間が把握できていないことは、無理なスケジュールを立ててしまうことにもつながります。
修正した計画を実行してみて、うまくいくところとそうではないところを確認し、うまくいかなかったところはさらに修正していきます。
方法はいくつかあります。
- 繰り返しやってみて改善してみる
- やり方を変えてやってみる
- 諦める
いろんなやり方を試してみて、あなたの今の状況にぴったりの方法を見つけてください。
時間の使い方を見直して、依頼されたことにすぐに対応するのではなく、明日で良いものは今日対応しないと決めて実行すると自分の仕事がすごく進みやすくなりました。
ゲームも子どもみたいですが、1日のゲーム時間を決めてやることで、やりたいことの時間が確保できました。
サトウさん、いいですね!
計測して、考えて、修正するというのは大変ですが、このまま忙しい状況が続くのも同じく大変なことです。
同じ大変なことなら少しでも改善できる可能性を求めて、まずは時間を計測してみてください。
その他、時間を作る方法
さらに修正をしながら、全体的に少しずつご自身が良いなという方法を模索していきましょう。
今のベストが1年後もベストとは言えませんので、ご自身の状況、気持ちなどに応じて随時やり方を修正をしていきましょう。行動や時間の把握は昔から言われていることですが、なかなか実行までするのは難しいことです。
現状が満足という方は問題ないのですが、時間の不足を感じられている方はぜひ、何度でも記録をして何度でも修正してみてください。
時間計測もしてみたけど、行動も適切で、時間も計画通りで問題のなかった方はこんな方法もお試しください。
全部完璧にやろうと思わない、と意識を変えるのも有効です。
集中できる時間を活用して大切なことや大変なこと、難しいことを進めるのもおすすめです。
そもそも、やることを減らして時間を確保するという、シンプルな方法は最初に試してみるのもいいですね。
いろんな方法を試して、ぜひあなたのやりたいことができる時間を確保してください。お一人では難しい場合は、フルサポートプランやベーシックサポートプランでタスク管理パートナーがサポートいたします。