決断力というか、判断力というか、そういったものが不足していて、決められず、何から取り組めばいいか分からず、行動できない時があります。

素早く適切に決断や判断ができるといいのですが、「決断力をつけるぞ!」とがんばってもそう簡単には変わりません。そこで、おすすめなのが、決断せずに決めていく方法です。

決断しないのに、決まるんですか?

どれから始めたらいいか分からない時に、「誰かが決めてくれたらいいのに」と思ったことはありませんか?
その気持ちを仕組みにしたものです。

なるほど、そういうことですね!具体的にはどうやるんですか?

決断せずに決める方法

決断せずに決める方法はこちらの「タスクガチャ」です。
1枚の紙に1つのやることを書いて、ガチャを引くように紙を引いて、実行していきます。

ガチャのようにワクワクして、タスクを実行してもらえると嬉しいです。

でも、ガチャを引いた時にこのタスクじゃないと感じた時はどうすればいいでしょうか?

基本的には引いたタスクは必ず実行するというルールを守ってもらいたいのですが、他のタスクが気になる場合はご自身の中で優先順位が実はあったという時もあります。その際は優先順位の高いタスクを実行しましょう。

早速、この方法のメリットを書いていきます。

行動できるようになり、いろんなことが片付く

「何からやればいいか分からない」が解消され、何からやればいいかが分かるので、行動できるようになり、いろんなことが片付きます。

多くの事は取り組めば片付くことばかりです。「タスクガチャ」でどんどん片付けていきましょう。

決断するストレスからの解放

「何からやればいいかわからない」人に共通するであろう決断することへの大きなストレスから、解放されます。

嫌だなと思うことを工夫して、できるだけ会わないようにすることで、ストレスが減り、笑顔になれる時間が増えるといいなと思っています。

苦手なことに向き合うことも大事ですが、同じくらい工夫して苦手なことを上手く進めるコツや工夫ができると、物事は進みやすくなります。

頑張って向き合う時は、体調が良い時や、準備ができる時、失敗してもリカバリーできる余裕のある時に行うのがいいですよね!

サトウさん、そうだと思います。
無理して毎日苦手なことに取り組もうとせず、状況に応じていろいろ方法で取り組んでいきましょう。

できなかった時間ができる時間になり、自信につながる

「今日もできなかった」と落ち込む時間が確実に減ります。

できた満足感や達成感と、実際に進んだ物事に、きっと充実した1日だったと感じていただけるはずです。

できた!時の物事が片付いてスッキリする気持ちと、できた嬉しさとですごく満足感のある1日になります。

「期限が決められない」に対応する方法

早速取り組んでみたいと思いますが、でも締め切りや期限を決めなきゃという時もあります。そんな時はどう設定するといいでしょうか?

私たちは毎日決めることが本当に多いですよね。
期限を決めることにも自分の力だけでなく、「タスクガチャ」を含めていろんな方法を試してみましょう。

他人に締め切りを作ってもらう

真面目な人ほど、全部自分でしないとと思ってしまいがちです。

最初のおすすめは、締め切りの決まっていないことは、締め切りや期限は他人に決めてもらうことです。

上司に頼まれた仕事は上司に締め切りを設定してもらうというようなことですか?

仰るとおりです。
上司だけでなく、部下や同僚に仕事を頼む時も「いつまでにできるかな?」と質問をして、相手に締め切りを決めてもらいます。
友人や家族など他人が関わること全て、まずは相手にお願いすることで、決めるストレスを軽減します。

でも、相手への負担にならないでしょうか?

負担の感じ方は人それぞれです。相手も負担に感じていたり、決められない場合は、一緒に考えてもいいと思います。
ちなみに私は、決断のストレスはほぼありません。

日付を書いた紙を作る

他人が関わる時は、他人にお願いできても、自分一人で決めて実行する時はどうしたらいいでしょうか?

この時は「タスクガチャ」に日付を書いた紙を入れて、決めていきましょう。

引いた日時はスケジュール帳やカレンダーに入力していきます。「今すぐ」の紙も何枚も入れて、すぐに取り組むのもおすすめです。

始められないはもちろん、やめる時にも活用する

始められないことに利用するのはもちろん、何となく続けてしまっているやめたい事にも活用できます。

お付き合いで続けていること、本当はやめたいと思っていることなどにも期限を決めてしまうことで、やめやすくなることもあります。

決断できずに、行動できないことの最大の弊害

行動できずに、先延ばしをしてしまうことで、何もできていない状況になります。

物事が進んでいないことも問題ですが、何より「何もできなかった」という気持ちがより悪影響を与えます。その気持ちがさらに「自分は何をやってもできない」などの気持ちに発展することは避けたいことです。

今日できなかったから、明日もできないわけではないので、できなかった時は、今日は昨日と少し違うことにぜひチャレンジしていただきたいと思っています。

物事の優先順位が付けられるなら、このような仕組みは不要ですが、何から手を付けていいか分からない時は、とりあえず動くことも時には大事です。それでも何から・・・となるので、この方法を考えてみました。

紙を引いた時に、これじゃないような気がすると思っても、まずは終わらせていきましょう。本当に優先順位の高いことはこのような仕組みを使う前に分かるでしょう。

一つ終わらせる毎に、少しやることも減って、物事が進んで、スッキリした気持ちになれることと思っています。

確かに、自分の思い通りに進んだ1日は本当に達成感がありますし、何より自信につながります。

あなたの得意なことを優先する

なかなか決められないというのは、あまり好ましい素質ではないかもしれません。でも、その代わりに、あなたが得意なことがあるはずです。

悩んで、考えて、時間が経過していくのに何も進んでいない状態というのはかなりストレスのかかる状況です。それならいっそ、その状況を作らずに、何かに任せるといいのです。

しんどい状況を改善する工夫で、毎日できるだけシンプルに楽に過ごしていきましょう。

この方法は紙とペンさえあればいつでもどこでもできるので、どんな年齢、状況の方にもおすすめです。

自分が得意でないことを無理に頑張るよりも、できるだけ無理なく生活できるようにしていくことが大事です。

立ち止まってしまった時にはぜひお試しください。
お一人で難しかった場合は、毎日通話を行うフルサポートプランでタスク管理パートナーがお手伝いします。