『幸福の習慣』トム・ラス ジム・カーター著/ディスカバリー

こちらの本より、幸福について教えてもらい、今よりもさらに毎日が楽しくなるヒントをもらいましょう。

それは、楽しみです!

幸福を感じる5つの要素

本社がアメリカにある世論調査や組織のコンサルティングなどを行うギャラップ社は、経済学者や心理学者、科学者たちと協力し、国や文化の枠を超えて共通する幸福の構成要素について、150カ国の人びとに調査を実施し、その結果、人が生き生きした人生を送るための5つの要素が明らかになりました。

第1の要素は「仕事の幸福」です。仕事とは、生計を立てるための仕事だけではありません。ボランティア活動、子育て、勉強などを含む”1日の大半の時間を費やしていること”が仕事です。”心から好きで毎日していること”も含まれます。

『幸福の習慣』8ページ

第2の要素は「人間関係の幸福」、第3の要素は「経済的な幸福」、第4の要素は「身体的な幸福」、第5の要素は「地域社会の幸福」です。

本書のテーマである「ウェル・ビーイング(=幸福・人生の満足)」とはさまざまな要素が一体となっている状態です。

何かひとつに集中しても幸福が手に入らないということですか?

お金持ちになっても周囲に信頼できる人がいなかったり、健康であっても、毎日仕事に行くのが嫌だとなると、幸福度は高くはなりにくいですよね。

前述した調査では66%の人が、5つの要素のうち少なくとも1つでハイスコアを得ていました。しかし、すべての要素でハイスコアの人の割合はわずか7%でした。

どれか1つでもうまくいかずに苦しんでいる要素があると、それはその人の幸福にダメージを与えます。逆に、どれか1つの要素のスコアを高められれば、日々の生活はより充実し、すばらしい1か月、素晴らしい10年へとつながっていきます。

『幸福の習慣』9ページ

1つの要素だけ突出してうまくいっていても、残る4つの要素をないがしろにしていると、日々幸せを感じる生活は手に入りにくく、5つの要素それぞれについて少しずつでもより良い状態を目指して行動していくことが重要です。

では、実際に5つの要素で幸福感を味わっている人は、どのように考え、過ごしているのかをご紹介します。

ぼくは、仕事の幸福について知りたいです!

サトウさんのリクエストに応えて、こちらのブログでは、仕事の幸福をご紹介します。残りの幸福について知りたい方は本書をご覧ください。

私たちが持っている幸福を妨げる性質はこんなこと

仕事の幸福についてご紹介する前に、私たちが持っている幸福を妨げる性質と、その解決方法をご紹介します。

え?そんな嬉しくない物をぼくたちは持っているのですか?

それは、「今すぐ自分を満足させることを優先してしまう性質」です。つまり、長期的視点よりも短期的視点で決断してしまう性質が幸福の妨げになっています。

あ~、それはあれですね。ジャンクフードを食べるより健康的な食生活を選んだり、衝動買いをせず貯金をしようとか、日々の運動を行うとかいうやつですね。

私たちは、今この瞬間の欲求を満たす選択肢を、あまりにも多く持っているので、将来のためになるような適切な長期的判断をするのが難しくなってしまっています。

短期的利益を優先する傾向は、生存本能に深く結びついているため、目の前の欲望に流されたり、今すぐ得られるご褒美に手が伸びるのは自然なことですが、それらを許容している限り、長期的視点から見た適切な判断をするのは極めて困難です。

子どもの時の。夏休みの終わっていない宿題とか、テスト前の状況と同じで、進歩がないようで悲しいですね・・・。

解決策は、短期的利益と長期的利益を一体化させること

サトウさんも、どんどん長期的利益を選択できるようになっていますよ!
長期的利益を優先させることは、どの幸福の要素を良くしていくためにも必要なことです。
幸福感を味わっている人はどのように対処しているのでしょうか?

彼らは、”短期的な欲求を満たすことで得られる利益と長期的視点で得られる利益を一致させる”ことで、正しい決断を容易にしていました。

『幸福の習慣』14ページ

人間は”何かを行った直後に得られる利益”がはっきりと見えた方が、行動を変えやすいのです。(中略)

「1日いい気分で過ごしたい(=短期的利益)」と思うことが「毎朝20分間の運動をしてみよう(=短期的利益に基づく、より良い決断)」と思う動機となり、結果的に成人病や慢性疾患の予防(=長期的利益)へとつなげられるのです。

『幸福の習慣』15~16ページ

こうした前向きな行動の仕組みを5つの要素それぞれで実践し、日々の生活の習慣としていく、日々の行動に小さな改善を加えて、続けていくことで、人生をより幸福な方向に変えていくことができます。

将来のことを考えて、行動するのは幸福になる秘訣の一つです。今も、将来も同じく大事にしたいですね。

https://tmp.bizlibrary.info/manual/tips/%e9%81%8e%e5%8e%bb%e3%81%ae%e8%87%aa%e5%88%86%e3%81%ab%e6%84%9f%e8%ac%9d%e3%81%99%e3%82%8btips/

仕事の幸福は5つの要素の中でも最も重要なこと

お待たせしました。ここから、仕事の幸福について説明します。

もっと仕事が楽しくなるヒントを探したいです。

全体的な「人生の幸福」を考えた時に、「仕事の幸福」は5つの要素の中でも、最も重要で根幹をなすものです。(中略)

前述の幸福度調査では、仕事の幸福度が高い人は、そうでない人に比べて「自分はすばらしい人生を送っている」と思う割合が2倍も高いということがわかりました。

『幸福の習慣』25ページ

「最も多くの時間を費やすことがその人を作り上げる」とも書かれています。

1週間は168時間です。

平日、週5日、毎日8時間働くとすると、40時間。毎日7時間睡眠だとすると49時間。残りの活動時間は79時間です。もちろん、もっと多く働いている人も、睡眠時間がもっと少ない人も多いでしょうが、睡眠時間を除くと、一番多くの時間を占めている活動時間は仕事という人がほとんどだと思います。

あなたの平日と休日のストレスレベルは?

休日のためだけに生きていて、休日が充実していればいいという考え方に問題はあるのでしょうか?

「仕事に熱意を持っている人」は朝仕事に着いた瞬間から仕事を終えるまで、”幸せだと感じる度合い”と”仕事に対する興味関心の度合い”が大幅に高いという結果が出たのです。

『幸福の習慣』32ページ

「仕事に熱意を持っている人」は、平日も休日も幸福度は同じです。(中略)

一方「仕事に熱意を感じていない人」は、平日は幸福度も、物事への興味関心度も劇的に低く、ストレスレベルは異常に高くなっていました。この状態が5日間ずっと続いていたのです。

『幸福の習慣』34ページ

仕事の幸福度が高い人は、自分の仕事が本当に好きで、それゆえに仕事終わりのセミナー参加や週末の仕事の勉強などにつながり、それが仕事にも活かされてさらに仕事が面白くなってという良いサイクルが生まれます。

充実した毎日を生きるか、それとも週末のために生きるのがいいでしょうか。

以前、休日が充実していればいいかと一瞬考えたこともありましたが、それにしても仕事の占める割合はあまりにも多いと思い、仕事の時間も幸せに過ごしたいと思って試行錯誤した経験があります。

ぼくは、仕事も休日も同じく大事にしているので、仕事で忙しくても嫌だと思ったことはないですね。

仕事の幸福と身体的な健康度の関係

仕事に強いストレスを感じている人が、休日だけ充実していればいいと考えることで、幸福どころか、体調に問題が出る場合があります。

前述の研究でも、回収した唾液サンプルのコルチゾールレベルから、生理的なストレスが平日と休日とで大きく変動することが分かってきました。ある一部の人にとっては、日曜から月曜へと曜日が変わることは、精神的な苦しさに加えて、肉体的にも大きな負荷がかかることなのです。

『幸福の習慣』36ページ

心臓発作が月曜日に起こる割合が高いというデータがありますが、仕事に熱意を持つと、身体的な健康度も高まるというデータもあります。

仕事の幸福度を引き上げることは長期間にわたる健康を維持するために最優先すべき重要なことなのかもしれません。

働き盛りの突然死の多さは、オーバーワークに加えて、仕事に対するストレスも大きな原因かもしれません。

仕事の幸福度を上げる方法2つ

少しでも仕事の幸福を高めるためにできることを2つご紹介します。

部下が不満を持つ上司にならないためにできること

一番楽しくないのは上司と一緒の時間、という残念な調査結果があります。

仕事に熱意を失う危険性が最も高いのは、自分の上司は部下である自分に全く関心を持っていないと感じている人でした。

逆に、マネージャーが「部下の強みに意識を向けている」人である場合、そのチームで職場に不満を持つ人の割合は全体の1%(=100人に1人)まで下がります。

『幸福の習慣』42ページ

このブログを読んでいるあなたが誰かの上司である場合、ぜひ部下に関心を持ち、部下の得意なことに注目してみてください。
あなたが、部下である場合は、嫌だなと思う上司を反面教師に、自分が上司になった時には避けるべきことを書いておき将来活用しましょう。

ぼくは上司にも部下にも恵まれているから、さらに働きやすい環境になるよう工夫したいです。

あなたの強みを仕事に活かすことで幸福度は上がる

仕事が楽しいと思える人に共通する点がいくつかありますが、その中で最も重要なのは「毎日強みを使う機会がある」ことです。自分の強みを活かせずに仕事をしている人は週20時間までは元気に働けますが、20時間を超えたあとは働けば働くほど疲れてしまいます。

弱みだと思っていたことが実は強みだったということもありますので、一生懸命取り組むのも大事ですが、明らかに自分が生かせない、長期間に渡り自分が活躍できていないと感じる場合は異動願いや転職などを考慮する時期かもしれません。

以前に不安でしょうがなかった仕事がありましたが、やり切ってみるとその仕事が好きになっていたので、思い込みをなくしてまずは取り組んでみるのは賛成です。

そして、もちろん、幸福度の高い人たちは、職場での人間関係も大事にしています。大事な事は、日々の生活や仕事や人間関係がうまくいっていることを当然だと思わず、日々の仕事や生活一つ一つに感謝し大切にしていくことです。

仕事の幸福度をあげることは、あなたの人生の幸福度を上げるだけでなく、長期的にみた健康にも大きな影響を与えます。
ベーシックサポートプランで、今日からできることに取り組み、あなたの仕事の時間が今よりもさらに幸せになるようサポートします。