こちらのお客さまは、子どもの頃より習われている楽器で、大人になってもコンクールに出られるほどの腕前です。
今回はやるべきことを進めるために、タスク管理パートナーのサービスにお申込みいただきました。やるべきことを進めるためにコンクール出場を諦めるか、でも出たい気持ちはあるという状況で、コンクール出場を迷われていました。
このブログでは、限りある時間の中で、やりたいことを進める方法をお伝えします。
始めたいことがあるのに始められない、いつかと思って先延ばしにしていることがある方の参考になりましたら嬉しいです。
目次
状況の整理を行い、判断するための準備をする
まずは、状況の確認です。この時点ではまだ判断はしません。そのための準備を行います。
まずは、やらなければいけないことを整理します。そのうえで、コンクールに出場できるかを検討していきます。
次に、コンクールに対する意識です。出場だけでいいのか、それとも入賞を狙うのか。どちらを選択するかで練習の大変さが変わってきます。お客さまは「今回は記念に出場するだけで良い」とのことでした。
コンクールに記念に出場するといっても練習時間や労力は、やるべきことの負担にならないかをお伺いします。「気分転換になるのでちょうど良いと思う」とのことでした。
そして、コンクールの日程、会場の確認、日帰りで良いか、宿泊が必要か、一つずつ必要事項を確認していきます。それらも問題ないというお客さまの判断により、がんばって出場しましょう!と後押しをさせていただきました。
面倒ですが、1つずつ確認していくことが大切です。
気持ちと状況のどちらも確認します
状況を整理する時に大事なことは、一つ一つの状況をきちんと確認することです。当たり前のことのようですが、頭の中で考えている時は、案外漠然としていることもあります。確認するべきことをきちんと確認することで、できることか、できないことか判断がしやすくなります。書き出すことも頭の中を整理するのに有効です。
そして、やるべきことの時間を割いてまで、やりたいことなのか、自分の気持ちをちょっとだけ考えます。
考えすぎると動けませんが、考えずに動くのもまたおすすめはしません。
気持ちの整理がなかなかつかない方にはこちらの記事もおすすめです
後々に後悔しないためにも、状況、時間軸、気持ちなど、複数の要素で確認しましょう。
相乗効果によって、やりたいことも進みます
やるべきことを進めつつ、合間に楽器の練習を行うというペースが、お客さまにちょうど良かったようで、「楽器の練習があるからやるべきこともやれる」とのことでした。
練習が良い気分転換になったようで何よりでした。
人間の集中力がどれだけ継続するかをご存知でしょうか?未だに定説はないのですが、15分~1時間程度という研究結果が多いようです。だらだらとなんとなく、生産性もあがらず続けることはあまり効率的でないことは想像しやすいでしょう。
こちらのお客さまのように、やりたいことが気分転換になる、そういうことを選ばれることで、やるべきことも進み、やりたいこともできるという、とてもバランスの良い状態を作ることもできます。
やりたいことができないという状況もまたストレスを感じることではあります。もちろん、状況によっては、やりたいことがすぐにできないことはよくあることです。
例えば、やるべきお仕事がたくさんあるけれども、キャンプに興味があって、行きたいというような状況ではその場での両立は難しいものです。それでも、休憩時間にキャンプ用品について調べる、行きたいキャンプ場を探すなど、できることは探すと見つかるかもしれません。
やりたいことができるかな、と思われたらぜひ一歩を踏み出してみてください。その一歩の勇気がなかなか出ない時にはこちらの記事も参考にしてください。
嬉しい結果報告
やるべきことは、今後の人生も左右するような大事なことでした。
なので、楽器の練習はほどほどにということでしたが・・・。なんと、「コンクール入賞しました」とご報告をいただきました。「出場をかなり迷っていましたが、背中を押してもらえて本当に良かった。いい思い出になりました。」と喜んでいただけました。
結果までついてきて私も本当に嬉しく、背中を押して良かったと思いました。もちろん、やみくもにすすめたわけではなく、上記のように状況を確認したうえで、きっとこの方だったら大丈夫と考え、背中を押しました。
その後、やらなければいけないことでも結果を出されていらっしゃいました。サポートをさせていただいていて、とても嬉しい瞬間の一つです。
マンツーマンで通話/メッセージさせていただくことの良い点です。一人では判断が付きにくいこと、立ちどまってしまうことも状況を確認し、ご一緒に考えましょう。