中途半端になっているプロジェクトを再び進める方法

2017/1/25
弱火から

中途半端になっているプロジェクトありませんか?

  • 次の夏までに健康で魅力的な体を作る
  • 新規事業を立ち上げる

プロジェクトやタスクを設定した時は、やる気一杯でどんどん進んだのに、いつの間にか全く手を付ける事なく停滞してる事はありませんか?
「鉄は熱いうちに打て」といいますが、その熱が冷めてしまうと、再び同じ温度まで熱を入れるのは難しく、そのまま永遠に冷えたまま放置される事も少なくないでしょう。

今回は冷えて固まってしまった放置プロジェクト、タスクを再び温めて始動する方法を紹介します。

冷えた鉄を再び温めるには2分だけ意識を向ける事を繰り返す

鉄を一気に温め直すには、かなりの火力、つまり行動の勢いが必要です。
しかし、その火力を用いる事が出来ないから、冷えてしまったのです。
ここは急がずにじっくり温め直す事が必要です。

具体的には、「今すぐ2分間だけそのプロジェクトやタスクに意識を向ける」事を行います。
「2分」と規定しているのは、タスク管理パートナーでもおすすめしているタスク管理手法「GTD(Getting Things Done)」の整理術にある「2分でできる事はいますぐやる」という方針からによるものです。2分だけなら、少々他が忙しいときても、比較的意識を向けやすいです。

意識を向ける際は、「あの仕事やらなきゃなぁ……」的な事だけでなく(最初はそれだけでもかまいません)「あの仕事を再始動させるには、あれに手を付ける必要があるな……」と出来るだけ次の行動につながるタスク作りを意識するのも良いし、「そもそもあのプロジェクトはなぜやりたいと思ったのだっけ?」 と、最初の目的を思い出すところからはじめるのでも構いません。

これで2分経ったら、その日はその中途プロジェクトに向かうのは終わりです。続きは明日行います。

あくまで意識を向けるだけ。実作業はしなくてもOK
明日以降に行いたいタスクが思い浮かんだら、出来ればToDoリストに記入したいですが、ここはハードルを思い切り下げて「意識を向けるだけ」でもOKとしましょう。

ずっと放置して冷えてしまったプロジェクトなので、初日は意識を向けてるだけでOKなのです。
元々やりたかったプロジェクトなので、僅かにでも温めれば、一日経ったくらいではすぐには冷えません。
なので、翌日は今日よりも少し意識を向けて取り組む事が簡単になるはずです。

いきなりペースを上げすぎない。最初は意識的に抑えるくらいが丁度良い
もちろん、意識を向けるなか、次の一歩が決まり、実際に行動に起こしたくなる気になったら、行動してもかまいません。
しかし、冷え切った鉄は少々の火力ではすぐには温かくなりません。それどころか、一気に火力(自分の気力)を使ってしまい、ガス欠になるかもしれません。
なので、あくまで、じっくり温め直す方が、無理なく中途プロジェクトやタスクを再開するコツです。

意識を向けるところから、実際に行動に移ったとしても、一日に取り組む上限の時間を決めておき、それを厳守するのはとても有効です。
たとえば最大でも30分と決めておき、実作業に入る事ができても30分経ったら、「もう少し進めたい」と思えるようになっていても明日以降に続きを行うようにします。
この「もう少し進めたい」の思いを持ちながら止めることで、明日は今日よりもプロジェクトが温まって取り掛かりやすくなっているはずです。

冷え切ったプロジェクトとタスクを温め直す初日の行動例

例1.毎朝ジョギングする

行動おすすめ度
近所のランニングコースを1周走ってくる✕ いきなりここまで行動出来るのは素晴らしいけど、翌日以降に繋がらなくなりがち。
明日以降に体を動かしはじめるためにストレッチ体操△ 具体的行動に出ることでさえ、頑張りすぎと評価しても良さそうです。
ランニングウェアやシューズを確認△ 翌日以降の取り掛かりのハードルを下げる良い準備です。
本当にするべきかジョギングをする目的を思い出す○ 何の具体的行動もないけど、初日はこれくらいからが丁度良さそうです。

例2.新規事業サイトを立ち上げる

行動おすすめ度
企画書の草案を書く✕ 出来るのなら素晴らしいけど、それが出来ないから冷え切ってしまった訳で(汗)
冷え切るまでの間に業界の動向が変わってないか調査△ 冷静で良い行動だけど、2分で行うには難しそうです。
立ち上げに向けて必要な次の行動を考える○ 考えるだけなら手軽ですが、タスクの粒度はかなり細かめにする事が肝心です。
そもそも本当に新規事業サイトを立ち上げる必要があるのか再考○ なんとなくノリで立ち上げたプロジェクトは実は不要である事も多いです。「止める」選択肢がないか検討する事も大事です。

温める工夫を行った後は、続ける工夫も必要

こうやって温め直したプロジェクトは、翌日以降も毎日少しずつ熱を入れて具体的行動に持っていく事で、数日後には本来やりたかったペースでタスクを消化していく事が出来ます。
何事も行動が肝心だけど、その行動を起こすのがまず難しい場合、最初は「2分だけ意識を向ける」くらいからはじめるのがちょうど良いです。

もちろん、ふとしたきっかけで、また冷えそうになってしまうかもしれません。そうならないように「鉄は熱いうちに打て」を意識して、毎日熱を入れ、しっかりと打たなければいけません。
行動し続けるエネルギーは大事ですが、それと同じくらい続けるための工夫も大事です。

タスク管理パートナーでは通話中に熱を入れます

「意識を向ける」事からはじめる再加熱は、放置プロジェクトとタスクを再始動する良いアイデアですが、実際は2分を確保する事さえも気が重くなったり後回しにしがちです。

こういった状況を打破する為にも、タスク管理パートナーの通話サービスは有効です。
会話の中でパートナーの方から放置プロジェクトとタスクに触れる事で、意識をもう一度向け、以後は冷やさずに温め続ける状況を続けて成果を出す事を目指します。

外から押し寄せる物事にその場その場で対処するばかりで一杯一杯になり、ついつい本当に取り組みたいプロジェクトを放置しがちです。
しかし、冷えてしまったプロジェクトやタスクも改めて小さな事からはじめる事で、再び進める事ができます。工夫と行動を重ねて実現させましょう!

タスク管理パートナーが、あなたの本当に取り組みたいプロジェクトを進めるサポートを行います。
1日2回のメッセージに加えて、毎日通話のあるフルサポートプラン、週1回の週次レビューで毎週整えるベーシックサポートプランなど、あなたの状況に合わせてプランをお選びください。

Shinya Oishi

Shinya Oishi

多くの企業、団体、施設の販促、広報に関わる、フリーランスのデザイナー/開発者。 タスク管理パートナーでは事業企画、サイト作成、イラストを担当。 器用さ、多芸さを売りとし、デザイン、イラスト、開発、コンテンツ作成など、できること、やりたいことが数多くあるが故に、大量のタスクを抱えて困りがち。これを解決する、自身のタスクを他人にチェックしてもらい、整理サポートを提供する当サービスは『自分自身が欲しい物を売る』に沿うものとして、タスクに関してお悩みのかたに自信をもっておすすめします。

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