碇シンジの「逃げちゃ駄目だ」から学ぶタスク処理の方法

2018/11/7

「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ……」

今でも新作映画が発表され続けている「新世紀エヴァンゲリオン」の物語序盤のセリフです。「エヴァ」を知らない人であっても、どこかで聞いたことのある方も多いであろうセリフの一つかもしれません。

大怪我をしているヒロイン、綾波レイの代わりに得体の知れない巨大兵器に搭乗して謎の怪物と戦う事を決断するシーンで碇シンジが自身に対して繰り返し言い聞かせたシーンで登場したセリフで「逃げちゃダメだ」の苦悩の果てに、

  • 綾波レイの代わりにエヴァンゲリオンに搭乗する

……のタスクを実行する事になります。

シンジは最初嫌がっていた巨大兵器に乗って、危険な謎の怪物と戦うことを、「逃げちゃダメだ」と言い聞かせて搭乗を決意をしたのかについて「本当は逃げても良かったんじゃないか?」「逃げた場合はどうなっていたか」といった話題をファンに投下すると、その話題だけでしばらく議論が白熱する話題かと思いますが、この記事では「逃げちゃダメな事」「逃げても良い事」の判断基準を整理し、タスク管理に活かす考え方をご紹介します。

「逃げちゃダメ」をテーマにタスクを処理する方法

そのタスクから逃げ切れる? 「逃げちゃダメ」なタスク

実は本当に「逃げちゃダメ」なタスクの条件は非常に限定的で、例えも極端になります。こういった事からは逃げる事は難しいので、向き合うしかありません。

生命活動に影響の出るタスク

  • 健康の維持に絶対必要な手術を受ける

……など、逃げる事で自分や親しい人の健康や生命活動に支障の出るタスクからは逃げてはいけません。

取り返しがつかない、取り返すのに多大な時間のかかるタスク

  • 多額の違約金が発生したり、絶対に手にしたいビジネスチャンスを逃すもの
  • 親しい人の信頼を失ったり、人間関係に大きなマイナス影響の出るもの

直ちに生命活動への影響が出ないまでも、逃げる事で失ったものが取り返せない、または、取り返すのに何ヶ月、何年と、多くの時間を要するであろうタスクからも、「逃げちゃダメ」と判断するべきでしょう。

逃げても良いタスク

「逃げちゃダメ」なタスク以外は、全て逃げても良いタスクと言えます。逃げてしまっても、直ちに生命活動に影響が出ることはなく、取り返すことのできるタスクは全て逃げても良いタスクと言えます。

  • キャリアアップのための勉強
  • 健康維持のための運動
  • 家族や親しい人との交流

重要だけど逃げても良いタスクを切り捨てることも必要

前述のようなタスクは、第二領域と呼ばれる、「重要だけど緊急ではない」物事に分類されるものです。

目標達成や人生を良くするためには大事なタスクですが、「逃げちゃダメ」なわけではないという事は、おさえておきたいポイントです。

たとえ、GTDをはじめとした、各種タスク管理手法を日頃から上手く実践していても、時折、大量のタスクに押しつぶされるような感覚に陥ったりするかもしれません。逆に少ないタスクであっても、どうしても気が重く、手が進まないタスクに悩まされることもあるでしょう。

そんなとき、そのタスクが本当に「逃げちゃダメ」なのかという視点で見つめ直し、思い切ってこの場は逃げてしまっても良いという発想を持てるかどうかで、悪い状態を打破する事につながります。

このように、自身を悩ませるタスクが、本当に「逃げちゃダメ」な事なのかという観点で見つめ直す事で、「逃げ切れないのだから向き合うしかない」または「逃げ切れそうだから、今回は逃げよう!」という判断を行いやすくなります。

「このタスクから逃げ切れそう?」

実は、この考え方はGTDをはじめ、各種タスク管理、処理手法の中で、形、言葉を変えて頻出するものです。

類似する手法や考え方は沢山あるでしょうが、それらが上手く働かないときは、逆にしっかりと背中を向けて逃げる事を考えると、新しい視点が見えてきたり、気分が軽くなったりするはずです。

逃げると判断したタスクは、このように再設定してしまいましょう。

  • 期日を延ばして再設定
  • 「そのうちやる」リストへの移動
  • 思い切って削除

出来るだけ逃げたくない、逃げずに済む状況づくりにタスク管理パートナーをご利用ください

時には逃げてしまっても良いとはいえ、生きていると、やらなきゃいけない事、やりたい事が多く、欲張りに大きく、多くのタスクを処理しつつ前に進みたいものです。

「逃げ切れるかどうか」で判断する考え方はとても強力ですが、できるだけその判断をしないといけない状況は避けたいのも確かです。

タスク管理パートナーでは、逃げる・逃げないの状況に陥らないように、日頃から、お客さまの行動をナビゲートして、欲張りに物事を達成するサポートをしています。

  • 逃げ切れないタスクに押しつぶされる事
  • 本当は逃げたくなかったタスクから逃げる事

……を、出来るだけ少なくしたい方はぜひご検討ください!

逃げる・逃げないの状況に陥るには理由があることがほとんどです。フルサポートプランの毎日の通話で、原因を見つけ、改善するサポートをいたします。

Shinya Oishi

Shinya Oishi

多くの企業、団体、施設の販促、広報に関わる、フリーランスのデザイナー/開発者。 タスク管理パートナーでは事業企画、サイト作成、イラストを担当。 器用さ、多芸さを売りとし、デザイン、イラスト、開発、コンテンツ作成など、できること、やりたいことが数多くあるが故に、大量のタスクを抱えて困りがち。これを解決する、自身のタスクを他人にチェックしてもらい、整理サポートを提供する当サービスは『自分自身が欲しい物を売る』に沿うものとして、タスクに関してお悩みのかたに自信をもっておすすめします。

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タスク管理パートナーは、あなたとタスクリストを共有し、定期的なメッセージ、音声通話、週次レビューで進捗チェックやアドバイスを行い、あなたの仕事や勉強が思い通りにどんどん進む生活の実現をサポートするサービスです。

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