タスク管理パートナーでは、基本的にシングルタスクをおすすめしています。
以前はマルチタスクでがんばってもなかなか成果が出なかったけど、今はシングルタスクでしっかりと仕事を進めています。
マルチタスクはそもそも人間にはできないという説もあり、マルチタスクをしていると思っているのはタスク・スィッチング(タスクの切り替え)であるというものです。
とはいっても、マルチタスクのようなことが物事によってはできるし、その思考が役立つこともあります。
このブログでは、マルチタスクのメリットとマルチタスクを行う時の注意点を3つご紹介します。
今、マルチタスクを行っていて上手くいかないという方の参考にもなると嬉しいです。
目次
どんな時にマルチタスクは便利?
マルチタスクを選択するとより良い場面はどんな時でしょうか?
特定の目標がまだない時
特定の大きな目標がない時には、マルチタスクは良い方法です。いろんなタスクを行うことで、様々な体験をし、比較検討することができます。
新入社員や転職や異動してすぐの頃、まだやりたいことがはっきりしていなかったりなど、特定の目標がない時もあります。そんな時にマルチタスクをしながら視野を広げたり、様々な経験をすることで目標を見つけやすくなります。
あなたの人生の状況によって、マルチタスクを選ぶことでよりお仕事ややりたいことが進むこともあります。
集中し過ぎる時
集中することはとても良いことですが、時には集中し過ぎていろんなことが疎かになってしまうこともあります。
他の大事な仕事ができていなかったり、座り過ぎなどによる身体への負担など過度に集中する傾向のある方はあえてマルチタスクを選ぶ時間を持つことも有効です。
集中が削がれることによって今までよりお仕事が進みにくくなると感じることもあるかもしれませんが、その分、お仕事全体のバランスが取れたり、身体の不調が改善するなど他の部分に良い傾向をみることができるようになります。
同時並行できるタスクがある時
当たり前だと思われがちですが、意外に気が付かない時もあります。マルチタスクで進められるタスクはないかと探してみることで時間の短縮につながる場合もあります。
特にルーティーンで行っているお仕事を違う視点でみることで新たな発見があることもあります。
マルチタスクのメリット3つ
物事に取りかかりやすくなる、取りかかる力が養われる
マルチタスクでは様々な事に取り組むので、新たな事に対して取り組みやすくなるというメリットがあります。また、取りかかることがなかなかできなかったり、ついダラダラして時間を無駄に過ごしてしまうというお悩みをお持ちの方には、取りかかる力が養われるというメリットもあります。
新しいことや慣れないことをやる時に弾みがつきそうですし、これなら確かに、気軽に取りかかることができそうです。
新しいことに取り組むことが苦手だと感じる方は、新しいことを行った数が足りていないだけです。たくさん練習すると新しいことに取り組むことにも慣れてきて、苦手意識が減るでしょう。ぜひマルチタスクでお試しください。
視野が広くなり、チャンスを掴みやすくなる
マルチタスクを行うことで、多角的な視点を持つことができ、多様にものを見ることができます。これにより新たなチャンスを掴んだり、新たなチャンスに恵まれやすくなります。
見方を変えると、物事は今までとは違ったようにみえます。そうすると今まで考えなかったことを考えたり、話してみたりします。それは新しいアイデアになったり、誰かに賛同されて思わぬ役割が与えられたりといろんなチャンスがつかめるきっかけにもなります。
リスクの分散になる
多方面に視野を広げることは、リスク分散の一環として考えることができます。一つのタスクに偏らずに複数のタスクを行うことで、一つがうまくいかなくても他のタスクで結果を出すことが可能です。
一つのことに集中し過ぎることでの弊害、特に機会の損失を防ぐことができます。
シングルタスクでは一つのことに取り組むあまり、他のタスクが遅れがちになることもあります。しかしマルチタスクでは、様々なタスクを同時に進めることができ、取りかかりが遅くなるという問題を軽減できるという面もあります。
マルチタスクを行う時の注意点
マルチタスクのメリットをご紹介しましたが、実践するのはなかなか難しいことでもあります。
タスク管理パートナーのサービスを利用していただくとサポートさせていただきますが、まずは、以下の注意点をぜひご自身で試してみてください。
どのタスクを選択するかをしっかりと考える
ついつい楽なタスクを選ぶということを無意識で行うこともあります。それは悪いことではありません。仕事を始めやすいというメリットもあります。ただ、無意識に楽な方へと流れてしまうのは避けたいことです。
なぜそれらのタスクを選ぶのか、取りかかる前にちょっとだけ考えて必要なら別のタスクを選択します。
あまりにも広げ過ぎない
マルチタスクで視野が広がると言っても、広げ過ぎると収拾がつかなくなります。いくつだといいという数の基準はありませんが、あなたにとってやり過ぎないように考えながら広げていきます。
集中するべきことを見つける
基本的に、タスク管理パートナーではシングルタスクを勧めています。それは、お客様のほとんどにはっきりとした目標があるからです。そして、その目標に向かって進むと達成できる確率は高くなります。
そんな目標を見つけるまでの過渡期にマルチタスクを使うことはお勧めしますが、やはり集中したい目標を見つけて欲しいと思っています。
選択し集中することで確実に、そして速く進むので、達成したいという目標を見つけて、シングルタスクを上手に活用して欲しいと思っています。
タスク管理もそうですが、お仕事でもいろんなやり方や用語があります。このやり方が自分に合う!というぴったりの方法が見つかると嬉しいですが、そうではない場合、推奨はされていなかったりしても気になったら試してみたり、いろんな方法をミックスしたりして、あなたに合った方法を見つけていきましょう。
あなたにぴったりの方法を見つけるサポートも、続けるサポートも行っています。
マルチタスクについても時と場合によって使い分けて、お仕事ややりたいことを進めるきっかけになるといいなと思っています。
お一人で試してみても難しかった場合はいつでもタスク管理パートナーのサービスをお試しください。1ヵ月から、あなたの状況にあったプランをご用意してお待ちしています。
どのプランにしようかと迷う方はベーシックサポートプランをまずはお試しください。