このブログでは、応援したい人がいる人に向けて、タスク管理パートナーで培ってきた支援するいろんなコツをお伝えしていきます。
部下に頑張って欲しい上司の方、お子さんを応援したいお父さん、お母さん、学生を応援したい先生、そんな方たちのお役に立てると嬉しく思います。
このブログでは「続けること」、継続する方法についてお伝えします。
普段、お客さまをサポートしている時に気を付けていることなどを書いています。
目次
目標の確認
まずは、目標ややりたいことの確認です。
将来の夢から、目の前の宿題や仕事を片付けるということまで目標の大きさや難易度はさまざまですが、適切に支援できるようまずは目標を確認します。
目標は本人が決めることですが、目標が具体的でない方、目標から作成したい方はこちらもご覧ください。
また、目標にはSMARTの法則を利用すると便利です。
- Specific:具体的に
- Measurable:計測可能
- Achievable:達成可能
- Relevant:目標を達成することで得られるメリットを理解している
- Time-bound:期限がある
全てが当てはまっていなくても、意識するだけでも良いと考えています。
こういったフレームワークはとても便利にできていますので、調べて参考にすることで、より考えが整理されたり分かりやすくなります。
フレームワークを利用することで、うっかり忘れることもなくなったり、違った視点も得ることができたりもします。
目標を達成するための行動を確認
目標の作成、確認とともに大切なことは、目標を達成するためにどんな行動をするかを確認することです。こちらの行動を日々実行することにより目標達成が近づきます。
タスク管理パートナーでは、これらの行動をタスクにします。タスクを作成したことがない方はこちらも参考にしてください。
こちらも基本的には本人が考えて作るものですが、行動が不足しているなと感じられた場合は随時補いましょう。
目標だけ作ったらできた気分になることはないでしょうか?以前の私がそうだったのでよく分かるのですが、目標を達成するために必要な行動まで決めておくことが大切です。
考えるだけで達成できる目標はなく、実行してはじめて達成できます。
タスク作成の際は、そのタスクを見たら何をするかがわかるものを作成しましょう。作成した時は覚えていても、分からなくなることも時にはあります。
定期的なチェック
次にチェックです。続けることを支援するための最も大事な支援になります。
作成したタスク通りの行動ができているかどうかを確認しましょう。関係性にもよりますが、1日1度、1週間に1度でチェックなどある程度の頻度を決めて確認することをおすすめします。特に最初は頻度高く関わることで進みやすくなります。
支援する側もうっかり忘れてしまうこともあるチェックですので、タスクを作成したり、アラームをかけておきましょう。
関わり方も話を聞くことがいいのか、アドバイスがあったほうがいいのか、一緒に取り組むのがいいのか、頻度と合わせて本人に確認してみましょう。
個人的には、よほど小さな子供でない限り、本人の意思を尊重することが大事だと思っていることと、押さえつけたり、上からといった態度で臨んでもあまり良い効果があると考えていないからです。
タスクが実行できているか、できていることが確認できた時には、時間を増やしたり、内容を難しくしたりなど負荷をかけることも良いでしょう。
順調に実行できている場合は基本的にチェックと応援、適当な時期に負荷をかけることとなります。
負荷をかけることも本人に決定権がありますが、そばで見ていてもっとできるなと思われたら、そっとおすすめしてみてください。
逆にできない場合は引き続き読み進めてください。基本的には、できないことが当たり前だと思って取り組んでいきましょう。この状態から少しずつ続けることができるよう支援していきます。
継続できない理由を一緒に考えて修正する
もし、継続できない場合は原因を一緒に考えてみましょう。
これも続けることを支援する上で大事なことになります。ごくごく少数の人を除いてはたいていの人は続けることというのは、とても難しいことです。
出来ていないというのは結果で、その結果にはそれぞれに違う原因があります。それを見つけてできるように修正していく必要があります。原因は本人にある場合もあれば環境にある場合もあります。または、続ける方法を知らないだけということもあります。
本人が自覚して言語化できる場合はその意見をもとに、改善策を一緒に考えます。もし、本人もどうしてできないかが分からない場合はその本人をよく観察するか話を聞きます。
特に本人が分からない場合は原因を探すことに時間がかかりますが、根気よく続けることで、ある日できる日がくることもあります。我慢の日が続くこともありますが、しっかりと原因を見極められると本人の成長にもつながります。
何ができて、何ができていないのかをしっかりと観察しましょう。
この時に本人はできないことを認識しています。それを前提にサポートしましょう。「どうしてできないの」という詰問は何の役にも立ちません。理由がわかっていたらできることが多いでしょうし、責めたり、怒ったりしてできるものなら多くの人がもっと成果を簡単にだせています。大事なことは原因を探して、行動できるようにして、目標を達成することです。
責めたり、怒ったりするのも時間の無駄ですので、前向きにできる方法を一緒に考えていきましょう。時間は有限な貴重なものです。
続けることのその人なりのコツが分かると、いろんなことが続けられるようになりますので、それを見つけることを手伝うことになります。
一緒にやってみる
いろんな考え方がありますが、支援する側も支援する方ががんばってやろうとしていること、今回の場合は続けることができるようになっていた方が好ましいと考えています。
支援している方から「あなたもできないのに・・・」などと思われると、サポートが進みにくい場合もありますので、支援する方も何か1つ継続できていることを持っておくとさらに良いです。
支援する側も出来た方が、アドバイスしやすくなりますし、また、場合によっては一緒に同じチャレンジをやってみるというのもおすすめです。
例えば、資格の勉強を行っている方をサポートしたい場合は自分も興味のある資格の勉強をするという、伴走するようなイメージですね。一緒に走ることによって見えることは多いものです。
一緒に走ることによって、できないことがどんなことかがより分かりやすくなります。サポートする方はたいてい、年上であったり、経験が豊富だったりするかと思いますが、過去に自分も通ってきた道を忘れていたり、あるいは自分もできないことをサポートしている最中かもしれません。これを機会に一緒に頑張るのも良い方法です。
支援する側が張り切り過ぎずに、頑張り過ぎずにいましょう。基本は本人が頑張って、結果を出すことです。
ただし、支援する側の忍耐強さや感情を安定させることなどはとても大事なことになります。ぜひ、あなたの適切なサポートで目標達成できるようがんばってください。
サポートする側が気持ち的にも頑張り過ぎずに、適度な距離を保ちましょう。関係が近いほど難しくなりますが、工夫して目標達成を支援してください。
続けたい方はもちろん、誰かを支援したい方のサポートも行っています。フルサポートプランでしっかりと誰かをサポートする方法もお伝えします。