「先延ばし」はやるべきことを将来の自分に期待して今、やらないことですが、過去の自分に感謝するTipsもあります。
「先延ばし」は、未来の時間から借金するようなもの、「今やること」は未来の自分に時間をプレゼントするようなものです。
個人的によく利用する方法を、ご紹介します。
将来の自分には、将来やらなければいけないことが待っていますので、過去(今)、やることを行うことで物事はより進みやすくなります。
目次
過去の自分に感謝する成功体験があった
着物を着ます。
着物はいろいろと準備することがあります。その中でも半襟を付ける作業が苦手です。一番汚れる首回りの生地を汚れから守るため、そしてオシャレのために半襟は存在しますが、それを着物に縫い付ける必要があります。そして汚れたら取り換えるのです。
ある朝、着物を着ようとしたのですが、前日に半襟を付けるのを忘れていました。
どうしようかと思ったのですが、なんと過去に縫い付けていたんです。その時に思ったのが「過去の私、ありがとう」でした。
自分のことがある程度理解できていたので、過去の私が1回くらいさぼれるようにと将来の私に時間と手間をプレゼントしてくれていました。
このことをきっかけに過去にちょっとだけ頑張ると、今の私がすごく楽になるということを知りました。当たり前のことですが、体験して、実感するとすごく嬉しいことでした。
未来の自分のために今、もう少しだけ頑張る
この小さな成功体験が、今、ちょっとだけがんばって未来の私が楽にできるようにというように考えるようになりました。
年々忙しくなっていくと感じたことはありませんか?
いろいろとやりたいことがあればあるほど、どんどん忙しくなっていきます。つまり、今の私が一番時間がある状態とも言えるのかもしれません。
さらに忙しくなった未来の私が、今少し頑張ることで楽になると思うともう少しだけ頑張れるようになります。
先延ばしは、未来の時間から借金をしているような感じです。前借りをすることなく、毎日を過ごしたいですね。
そして、今、気が付いた時にやることで時間が節約できるというのはいつも感じています。
ある日急いで出かけたいときに用意できてなかったあれこれ、なんでこんなときにやらなきゃいけないの、と忙しい時に出てくる些末なこと。
全部、気が付いた時にやることで未来の私の行動がスムーズになります。
多くのことは、先延ばしをするよりも、今やった方が簡単で早く終わるということに気が付いたことで、取り組めるようになりました。
今、頑張ることで心と時間の余裕ができる
今の私がちょっと頑張ることによって、少し多めにいろんなことができ、未来の私は心と時間に余裕ができます。
あとちょっとだけは頑張れますが、たくさん頑張るということはなかなか難しかったりします。
それでも以前よりも少しだけ頑張れるようになっています。自分が決めたことは終わらせられる、そんなふうに、自分にちょうど良い頑張りをみつけてください。
ちょっとだけの積み重ねっていつの間にかとても大きくなっているなと感じる日々です。そんなちょっとの頑張りで、未来には、心と時間の余裕ができて、いろんな良いことを生み出してくれます。
明日の自分に手紙を書く
手紙とは、明日のやることリストです。
明日になると、「今日」なので、「今日やること」をタイトルとして、書きだします。
書いているといくつかは「今、やっちゃおう」と取りかかってチェックをつけてしまいます(笑)
これを書くことで明日の整理ができる、やることがわかる、今日の仕事の整理ができます。
長いリストになったら、今日もう少し頑張ろうかなという気になりもうちょっと頑張るということをしたりもします。
今、ちょっとだけ頑張るという方法が身につくと、いろんなことに余裕をもって行動できるというのがもっとも大きな効果です。
興味を持っていただけたらぜひお試しください。
先延ばしに関するブログもご覧ください。いろんな考え方の中からあなたに合う方法を見つけられることを応援しています。
先延ばしを絶対にしないと決めるのも、逆に動きにくくなることもありますので、「生産的先延ばし」も時には活用しましょう。
お一人で先延ばしの克服が難しい場合は、タスク管理パートナーが先延ばしを少なくするお手伝いをします。
ベーシックサポートプランでしっかり取り組み、「先延ばし」の習慣を減らしましょう。